昨日のブログでご紹介しましたブラックルチルクォーツについて、ブラックの色見はなぜブラックになるんですか?
インフォニックさんのブラックルチルは間違いなくルチルですか?
との質問を頂きましたので、この場をお借りして僕なりの見解を述べさせて頂きます。
ご質問下さり、有り難うございました。
ルチルクォーツは、ルチルという鉱物が、水晶に内包物として取り込まれている石の事を指します。
水晶の中に入らない物はルチルクォーツ!とは呼ばず、「ルチル」だけの名称です。
よく、水晶の中に入らないで剥き出しのままの物がありますが、あれがまさしく「ルチル」なのです。
ルチルクォーツは、簡単に言いますと、「ルチルが入っている水晶」という事です。
ルチルは和名を金紅石といい、二酸化チタンの鉱物です。
光を反射すると金属光沢を持ち、様々な色合いで私たちを楽しませてくれます。
原石のままのルチルは、パッと見では真っ黒に見えるのに、透かすと赤身を帯びた色合いに見える物が多いです。
また、真っ金金の剥き出しルチルもあります。
水晶の中に内包されると、そのバリエーションは更に広がり、金、銀、赤、オレンジ、茶、黒、など、様々な表情を見せてくれます。
この色の発色原因ですが、正式な分析結果が記載された論文などが無く、今のところは解らない!としか言いようが無いようです。
ただ、解っている事は、鉄の影響により様々な色合いに変化している!との事です。
この鉄が、ルチルの成分の割合に対して何%含まれているのか!で、色見が変わってきます。
通常、ルチルクォーツは10%以内の鉄分を含有します。
その10%以内が、恐らくよく見かける色見!すなわち金色や銀色、ブロンズといった色見なんだと思います。
なかなか見られない色見は、この鉄の含有率が極めて珍しい含有率なんだと思います。
この鉄分が稀に30%以上も含み、黒色を示すものがあります。
これは正式には「ニグライン」と呼ばれ、この30%以上の含有率を越える物が、俗に呼ばれるブラックルチルクォーツ!という事です。
以上な鉄が含まれたルチルクォーツ!それがブラックルチルクォーツ!!
んー、とっても難しいですが、ルチルクォーツの色見の違いには、大きく鉄が関係している事が解ります。
そして、厳密にあり得るのか解りませんが、この鉄の含有率が0%だった場合、無色のルチルクォーツ!という事になるそうです。
発色のメカニズムは一概にはいえず、ムーンストーンのような光を反射する屈折率も、もしかしたらルチルクォーツにも関係があるのかもしれません。
更に詳しく調べる事が出来た時に、またパワーアップした内容で更新出来たらと思います。
知れば知るほど面白い!素敵なルチルクォーツのお話でした。
僕が独自に調べた見解です。
100%事実と限りませんので、ご理解頂ければと思います。
今回ご紹介しましたブラックルチルクォーツですが、99%ルチルクォーツだと僕は認識しております。
気になっている方は、鑑別結果が出るまで今しばらくお待ち下さいませ。
いつも当店をご利用下さいまして、誠に有り難うございます。
長文、最後までお読み下さり有り難うございます。
感謝
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