ヒプノセラピーはどこで学んでも同じなのか?
こんにちは。ヒプノセラピーとNLPのマスタートレーナー、今本です。
最近、立て続けに多くの方から、
「今本さんのスクールで教えているヒプノセラピーと、他のスクールで教えているヒプノセラピーは違うのですか?」
というご質問をいただきました。
正直に申し上げると、スクールごとに指導方針や内容には大きな違いがあると感じています。
ただし、こうしたことをあまり強調しすぎると、
「自分のスクールを持ち上げすぎではないか」
「他のスクールに失礼なのではないか」と受け取られるかもしれません。
そうした思いもあり、これまでは主に生徒さんにだけお伝えし、公の場ではあまり触れてきませんでした。
しかし近年、ヒプノセラピーを学べるスクールの数は大きく増えています。
それに伴い「どこで学んでも同じなのか?」というお問い合わせをいただく機会も増えました。
さらに、中には「ヒプノセラピーのスキルは本からでも学べる!」
といった意見を公にされる方もいらっしゃいます。
こうした現状を考えると、やはり一度、私自身の考えをきちんとお伝えしておくことが必要だと感じています。
私のヒプノセラピーの土台
私が指導しているヒプノセラピーは、20世紀を代表する催眠療法家―A.M.クラズナー、ミルトン・エリクソン、ジョージ・エスタブルック、デーブ・エルマン、そして前世療法で知られるブライアン・ワイス博士といった先駆者たちの手法を深く学び、臨床の実践を通じて体系化してきたものです。
こうした巨匠たちのアプローチを基盤にヒプノセラピーを指導することは、
ヒプノセラピー先進国であるアメリカでは一般的に行われています。
一方、日本ではまだ発展途上の分野であり、これから広がりを見せていく大きな可能性があります。
だからこそ、私はこの背景を踏まえ、国際的な水準に根ざした学びを日本語で安心して習得できる環境を提供することが、
自分の役割であると考えています。
文献と原典の重要性
この分野の重要な文献の多くは、いまだに日本語に翻訳されていません。
エリクソンについては翻訳書が比較的多くありますが、
原著のニュアンスを十分に汲み取らないまま訳されてしまい、正確な意味が伝わりにくいケースも少なくありません。
だからこそ、原典に直接触れ、正しく解釈したうえで学びとしてお伝えすることが非常に重要だと考えています。
私自身、若い頃にイギリスに滞在した経験から、原著や現地のセミナーを通じて直接学ぶ機会に恵まれました。
この経験は大きな財産であり、翻訳や要約に頼らずに源流から学んだ知識を自分の言葉で日本語に置き換えてお伝えできているのは、私の大きな特色のひとつだと思います。
さらに、20代から学んできたチベット仏教ゲルグ派の教えや唯識論の心理的洞察、般若心経の理解は、潜在意識を捉える上で大切な基盤となっています。
これらの学びもまた、私のヒプノセラピーに自然に息づき、他にはない深みを与えています。
年齢退行・インナーチャイルドの違い
「年齢退行やインナーチャイルドの癒しは、どこのスクールで学んでも同じなのですか?」というご質問をよくいただきます。
一見すると、どこでも同じように教えられているように見えますが、
実際にはアプローチや考え方に大きな違いがあります。
たとえば、過去の記憶を思い出させて感情を解放することに重きを置く方法もあれば、原因を特定して不幸の原因探しをすることで、クライアントを納得させようとする方法もあります。
しかし、その強調の仕方によってはクライアントに過度な負担を与えてしまう可能性があるため、慎重さが求められます。
また、親との関係に安易に原因を結びつけたり、十分な同意を得ないまま記憶を書き換えたりすると、クライアントの心の状態によくない影響を及ぼすリスクがあることも指摘されています。
実際、アメリカでは1990年代に「抑圧された記憶」をめぐるセラピーが社会問題となり、心理学者エリザベス・ロフタスが、セラピストがクライアントにインストールした偽記憶の危険性を研究で明らかにしました。
このことからも、記憶を扱う際には専門的な知識と慎重な姿勢が欠かせないことがわかります。
私のスクールでは、トラウマを「どのように向き合い、どのように乗り越えるか」という視点を重視する解決志向の方法を大切にしています。
さらに、記憶やイメージを引き出す際には、クライアントの潜在意識にあるものをできるだけ歪めず、自然に導き出すことを基本としています。
そして、指導の中ではアメリカで研究・実践されている最新のヒプノセラピーのテクニックも取り入れています。
これにより、理論だけでなく具体的なスキルとしても国際水準の方法を学んでいただけます。
同じ「年齢退行」や「インナーチャイルドの癒し」という言葉を使っていても、実際に得られる体験や結果には大きな違いが生じます。
だからこそ、安全で、かつ最先端のスキルを取り入れた前向きな学びの環境を選ぶことが重要だと考えています。
前世療法について
前世療法も、どこで学んでも同じというわけではありません。
強い誘導によって記憶やイメージを歪めてしまうと、それは本来の体験ではなく、
「セラピストの意図が反映された物語」になってしまうことがあります。
実際に、そのような間違ったやり方が蔓延しています。
本来の前世療法の目的は、セラピストが物語を作ることではなく、
クライアントの潜在意識から自然に浮かび上がってくる記憶やイメージを大切にすることです。
そこには本人にとって深い意味や気づきが含まれており、無理に書き換えたり、意図的に方向づけたりしてしまうと、
セラピーの価値が損なわれてしまいます。
私のスクールでは、潜在意識から浮かび上がる体験を丁寧に「導出する」ことと、
セラピストが暗示によって「インストールしてしまう」ことを明確に区別しています。
そのうえで、クライアントの主体性を尊重し、安全で本格的な前世療法を学んでいただける環境を整えています。
こうしたアプローチによって、クライアント自身が自分の潜在意識とつながり、
本当に意味のある気づきを得ることが可能になります。
これこそが、健全で信頼できる前世療法のあり方だと考えています。
まとめ
以上が、私の考える「どこで学んでも同じではない理由」です。
もちろん、さらに深くお伝えしたいことは多いのですが、
「ヒプノセラピーはどのスクールで受けても同じなのか?」
と疑問に思われている方に、少しでも私の考え方が伝われば幸いです。
当スクール「クリアライトヒプノセラピースクール」では、世界基準のヒプノセラピーを掲げ、安心して学べる環境を整えています。
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ぜひ詳細をご覧いただき、
ヒプノセラピーを本格的に学んでみよう、
と思われている、あなたの学びの一歩を踏み出していただければと思います。
では、またブログを書きます!
今本




