ヒプノセラピーとNLPのマスタートレーナ、今本忠彦のブログです。 -7ページ目

ヒプノセラピーとNLPのマスタートレーナ、今本忠彦のブログです。

米国催眠士協会と全米NLP協会の公認マスタートレーナー今本忠彦のブログです。著書に『世界基準のヒプノセラピー入門(河出書房新社)』があります。

ヒプノセラピーはどこで学んでも同じなのか?

こんにちは。ヒプノセラピーとNLPのマスタートレーナー、今本です。

 

最近、立て続けに多くの方から、

「今本さんのスクールで教えているヒプノセラピーと、他のスクールで教えているヒプノセラピーは違うのですか?」

というご質問をいただきました。

 

正直に申し上げると、スクールごとに指導方針や内容には大きな違いがあると感じています。

 

ただし、こうしたことをあまり強調しすぎると、

 

「自分のスクールを持ち上げすぎではないか」

 

「他のスクールに失礼なのではないか」と受け取られるかもしれません。

 

そうした思いもあり、これまでは主に生徒さんにだけお伝えし、公の場ではあまり触れてきませんでした。

 

しかし近年、ヒプノセラピーを学べるスクールの数は大きく増えています。

 

それに伴い「どこで学んでも同じなのか?」というお問い合わせをいただく機会も増えました。

 

さらに、中には「ヒプノセラピーのスキルは本からでも学べる!」

 

といった意見を公にされる方もいらっしゃいます。

 

こうした現状を考えると、やはり一度、私自身の考えをきちんとお伝えしておくことが必要だと感じています。

 

私のヒプノセラピーの土台

私が指導しているヒプノセラピーは、20世紀を代表する催眠療法家―A.M.クラズナー、ミルトン・エリクソン、ジョージ・エスタブルック、デーブ・エルマン、そして前世療法で知られるブライアン・ワイス博士といった先駆者たちの手法を深く学び、臨床の実践を通じて体系化してきたものです。

 

こうした巨匠たちのアプローチを基盤にヒプノセラピーを指導することは、

 

ヒプノセラピー先進国であるアメリカでは一般的に行われています。

 

一方、日本ではまだ発展途上の分野であり、これから広がりを見せていく大きな可能性があります。

 

だからこそ、私はこの背景を踏まえ、国際的な水準に根ざした学びを日本語で安心して習得できる環境を提供することが、

 

自分の役割であると考えています。

 

文献と原典の重要性

この分野の重要な文献の多くは、いまだに日本語に翻訳されていません。

 

エリクソンについては翻訳書が比較的多くありますが、

 

原著のニュアンスを十分に汲み取らないまま訳されてしまい、正確な意味が伝わりにくいケースも少なくありません。

 

だからこそ、原典に直接触れ、正しく解釈したうえで学びとしてお伝えすることが非常に重要だと考えています。

 

私自身、若い頃にイギリスに滞在した経験から、原著や現地のセミナーを通じて直接学ぶ機会に恵まれました。

 

この経験は大きな財産であり、翻訳や要約に頼らずに源流から学んだ知識を自分の言葉で日本語に置き換えてお伝えできているのは、私の大きな特色のひとつだと思います。

 

さらに、20代から学んできたチベット仏教ゲルグ派の教えや唯識論の心理的洞察、般若心経の理解は、潜在意識を捉える上で大切な基盤となっています。

 

これらの学びもまた、私のヒプノセラピーに自然に息づき、他にはない深みを与えています。

 

年齢退行・インナーチャイルドの違い

「年齢退行やインナーチャイルドの癒しは、どこのスクールで学んでも同じなのですか?」というご質問をよくいただきます。

 

一見すると、どこでも同じように教えられているように見えますが、

 

実際にはアプローチや考え方に大きな違いがあります。

 

たとえば、過去の記憶を思い出させて感情を解放することに重きを置く方法もあれば、原因を特定して不幸の原因探しをすることで、クライアントを納得させようとする方法もあります。

 

しかし、その強調の仕方によってはクライアントに過度な負担を与えてしまう可能性があるため、慎重さが求められます。

 

また、親との関係に安易に原因を結びつけたり、十分な同意を得ないまま記憶を書き換えたりすると、クライアントの心の状態によくない影響を及ぼすリスクがあることも指摘されています。

 

実際、アメリカでは1990年代に「抑圧された記憶」をめぐるセラピーが社会問題となり、心理学者エリザベス・ロフタスが、セラピストがクライアントにインストールした偽記憶の危険性を研究で明らかにしました。

 

このことからも、記憶を扱う際には専門的な知識と慎重な姿勢が欠かせないことがわかります。

 

私のスクールでは、トラウマを「どのように向き合い、どのように乗り越えるか」という視点を重視する解決志向の方法を大切にしています。

 

さらに、記憶やイメージを引き出す際には、クライアントの潜在意識にあるものをできるだけ歪めず、自然に導き出すことを基本としています。

 

そして、指導の中ではアメリカで研究・実践されている最新のヒプノセラピーのテクニックも取り入れています。

 

これにより、理論だけでなく具体的なスキルとしても国際水準の方法を学んでいただけます。

 

同じ「年齢退行」や「インナーチャイルドの癒し」という言葉を使っていても、実際に得られる体験や結果には大きな違いが生じます。

 

だからこそ、安全で、かつ最先端のスキルを取り入れた前向きな学びの環境を選ぶことが重要だと考えています。

 

前世療法について

前世療法も、どこで学んでも同じというわけではありません。

 

強い誘導によって記憶やイメージを歪めてしまうと、それは本来の体験ではなく、

 

「セラピストの意図が反映された物語」になってしまうことがあります。

 

実際に、そのような間違ったやり方が蔓延しています。

 

本来の前世療法の目的は、セラピストが物語を作ることではなく、

 

クライアントの潜在意識から自然に浮かび上がってくる記憶やイメージを大切にすることです。

 

そこには本人にとって深い意味や気づきが含まれており、無理に書き換えたり、意図的に方向づけたりしてしまうと、

 

セラピーの価値が損なわれてしまいます。

 

私のスクールでは、潜在意識から浮かび上がる体験を丁寧に「導出する」ことと、

 

セラピストが暗示によって「インストールしてしまう」ことを明確に区別しています。

 

そのうえで、クライアントの主体性を尊重し、安全で本格的な前世療法を学んでいただける環境を整えています。

 

こうしたアプローチによって、クライアント自身が自分の潜在意識とつながり、

 

本当に意味のある気づきを得ることが可能になります。

 

これこそが、健全で信頼できる前世療法のあり方だと考えています。

 

まとめ

以上が、私の考える「どこで学んでも同じではない理由」です。

 

もちろん、さらに深くお伝えしたいことは多いのですが、

 

「ヒプノセラピーはどのスクールで受けても同じなのか?」

 

と疑問に思われている方に、少しでも私の考え方が伝われば幸いです。

 

当スクール「クリアライトヒプノセラピースクール」では、世界基準のヒプノセラピーを掲げ、安心して学べる環境を整えています。

 

メルマガ登録いただければ、プロフェッショナル講座の最初の50分を無料でご視聴いただけます。

 

ぜひ詳細をご覧いただき、

 

ヒプノセラピーを本格的に学んでみよう、

 

と思われている、あなたの学びの一歩を踏み出していただければと思います。

 

 

 

 

では、またブログを書きます!

 

今本

 

 

 

皆さま、こんにちは。


今日は、私が長年取り組んできた「ヒプノセラピー」と「コーチング」を一つに統合したメソッド、

ヒプノコーチング® についてお話しします。

 

ちなみに、この「ヒプノコーチング」という名称は、私が登録商標を取得しているものですので、無断での使用はできません。

そして、この内容をまとめた新刊 『ヒプノコーチング』 が、いよいよ 10月6日より販売開始 となります。

 

 

本を書いた経緯

「ヒプノセラピー」と聞くと、多くの方は「前世療法」や「年齢退行」といった、

ややスピリチュアルな側面を思い浮かべるのではないでしょうか。


実際、これらの手法はとても深い癒しをもたらしてくれる素晴らしいものです。

 

主に「過去のトラウマの解消」をテーマとしており、多くの方の心を癒してきました。

 

しかし、私たちはこの資本主義社会に生きている以上、

 

ある程度の収入を得たり、人生のさまざまな目標を達成していく必要もあります。

 

癒しだけではなく、「目標を現実化していく力」も欠かせないのです。

 

そこで、NLPマスタートレーナーであり、マスターコーチでもある私自身の経験から、

  • 潜在意識を深く扱うヒプノセラピー

  • 現実の目標達成に導くコーチング

この二つを組み合わせることが、最強のメソッドになると確信しました。

こうして生まれたのが「ヒプノコーチング®」です。

 

コーチングと催眠の融合

そもそも「コーチ」という言葉は、英語で「馬車」を意味します。
馬車は乗客を目的地へと運ぶもの。つまりコーチングとは、クライアントが「どこに行きたいのか」を明確にし、

その目的地に到達するために潜在能力を最大限に引き出していくスキルです。

 

ここに「催眠」や「潜在意識の活用法」を組み合わせることで、従来のコーチングを遥かに超える力が発揮されます。

 

実践のステップ

詳しくはぜひ本書でご覧いただきたいのですが、基本的な流れを少しご紹介します。

  1. 目標を明確にする

  2. 「できない理由」を考えるのではなく、「どうすればできるのか?」 を潜在意識に問い続ける

  3. やることリストを作り、毎日コツコツ取り組む

  4. その過程を楽しみ、習慣化する

  5. さらに、自己催眠を日課にすることで最強の習慣が完成する

  6. 過去の(今世、前世)トラウマがあれば、それも癒す

このように、潜在意識を味方にしながら、楽しんで続けていくことが成功への近道なのです。

 

 

また、催眠と潜在意識のエキスパートを目指す方向けに、10日間のヒプノセラピープロフェッショナル講座 も開催しています。
次回の講座は 9月18日(木)より開講 予定です。詳細は以下のリンクをご覧ください。
 

 

 

 

まだまだ暑い日が続きます。どうぞ体調に気をつけて、皆さまが幸せな毎日を過ごされますように。
それでは、またブログでお会いしましょう。

 

 

 

 

怒りを手放すということ

 

こんにちは。ヒプノセラピー、NLPマスタートレーナーの今本です。

 

私は野球が好きで、特に夏の甲子園は毎年楽しみにしています。


しかし本日、ある強豪校が暴力事件の責任を取って出場を辞退することになったと知りました。

 

夢だった甲子園に出場し、一回戦を突破したにもかかわらず、

 

その先のすべてを失ってしまった高校生たち、、、

 

その思春期の子供たちの気持ちを思うと、本当に胸が痛みます。

 


けれども同時に、暴力やいじめを容認することはできません。

 

わたしにも今、今年高校3年の息子がいるのですが、

 

もしわたしたちが加害者なら、

 

そして、理不尽な理由で転校することを余儀なくされていたとすれば、

 

絶対に看過することはできないでしょう。

 

では、暴力の根本的な原因は何でしょうか。


その一つが、私たちの心の中にある「怒りのエネルギー」です。

 

怒りは心の平和の最大の敵

怒りは、私たちの心の平和を奪い、幸福を遠ざける最大の敵です。


人や状況を責めたくなることはありますが、実は問題の本当の原因は外にはありません。


苦しみの源は、自分の心の中にある怒りそのものです。

 

そして怒りというのは、あなたの意識の中にあるエネルギーであり、それを誰かや何かに投影しているだけです。


相手の欠点も、怒りという拡大鏡を通すと大げさに見えてしまいます。


しかし、その怒りのエネルギーが心から減れば減るほど、心は健やかになり、怒る機会も自然と減っていきます。


これは、私自身がこれまでに何度も体験してきたことです。

 

 

怒りを抑えるのではなく、手放す

怒りはあなた自身の最大の敵です。

 

このエネルギーはあなたの潜在意識に蓄えられている

 

すべての徳のあるエネルギーを焼き尽くしてしまう最悪のエネルギーです。

 

あなたの潜在意識にある、すべての幸運のエネルギーを消滅させるのです。

 

よって、最大限の努力をもって向き合う必要がありますし、

 

このエネルギーに寛容になれば、必ずや、あなたを裏切るでしょう。

 

では、どうすれば怒りに対処できるのでしょうか?

 

怒りを抑え込むのではなく、まず「今、自分は怒っている」と正直に認めましょう。

 


その上で、

 

「わたしのこころは今、最大に歪んでいて、相手の些細な性質を、ただただ大げさにとらえている」

 

という事実と、

 

「この怒りを育てれば、自分も相手もさらに苦しむ」

 

という智慧を思い出し、

 

意識的により建設的な反応を選びます。

 

ここで大切なのが、日常的な心の見守りです。

  • マインドフルネス(対象を忘れない心) で、自分の意図や感情を常に意識する

  • 注意深さ(観察する智慧) で、自分の心の動きを観察する

こうして、怒りが芽生えた瞬間に気づき、

 

すぐに手放すことができれば、怒りは大きく育つことなく消えていきます。

 

これは筋トレと同じで、トレーニングを通して

 

誰でもできるようになります。

 

抑圧と制御は違う

怒りを扱う上で、「抑圧」と「制御」は全く違います。

  • 抑圧 … 怒りがすでに心の中で膨らんでいるのに「怒っていないふり」をすること。これは心の奥でくすぶり続け、やがて爆発します。

  • 制御 … 怒りの芽の段階で気づき、別の選択肢を選ぶこと。

後者は、感情の健康を守るための大切なスキルです。

 

怒りから自由になると…

怒りというエネルギーが心からなくなっていくほど、

 

私たちはより深い幸福と安らぎを見いだすことができます。


それは、この人生だけでなく、未来の人生にも大きな影響を与えます。

 

予測できない出来事や他人の行動に振り回されるのではなく、

 

自分の心の中にある怒りを見つめ、静かに手放していく、、


それこそが、心の平和を保つための確かな道ではないでしょうか。

 

 

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では、またお会いしましょう!

 

マスタートレーナー今本