ヒプノセラピーとNLPのマスタートレーナ、今本忠彦のブログです。

ヒプノセラピーとNLPのマスタートレーナ、今本忠彦のブログです。

米国催眠士協会と全米NLP協会の公認マスタートレーナー今本忠彦のブログです。著書に『世界基準のヒプノセラピー入門(河出書房新社)』があります。

「100万円使って、最後にうちに辿り着く」そんな方を一人でも減らしたい。

 

こんにちは、クリアライトの今本です。

 

今日は、私のスクールに辿り着いた受講生の方からお聞きした、ある「切実な現実」についてお話ししたいと思います。

 

実は、クリアライトに来られる方の中には、 「他のスクールにいくつも通ったけれど、納得がいかなかった」 という方が少なくありません。

 

中には、ヒプノセラピーの学びに総額100万円以上を費やし、 最後にようやく私のところに辿り着いた、という方もいらっしゃいます。

そのお話を聞くたびに、私は本当に心が痛むのです。

なぜ、学んでも「満足」できないのか?

多くの時間とお金をかけても満足できない。 

 

その最大の理由は、技術の不足ではなく、セラピストの「方向性(思考の土台)」にあります。

 

ヒプノセラピーにおいて、最も大切な土台。 

 

それは、そのセラピーが「原因志向」なのか、「解決志向」なのかという違いです。

 

多くの日本のスクールで教えられているのは、残念ながら「原因志向」に偏ったものです。

  • 原因志向: 「なぜ、あなたは不幸なのか?」という過去の原因を突き止める。

  • 解決志向: 「どうすれば、望む未来へ進めるか?」という解決にフォーカスする。

「原因さえ分かれば、悩みは消える」 そう信じている方は多いですが、

 

実は

 

潜在意識を扱う上で、原因探しは非常に危険な側面を持っています。

「原因探し」が暗示になってしまう怖さ

潜在意識は、とても素直で暗示に従いやすい領域です。

 

もしセラピストが「あなたの不幸の原因は、幼少期のこの出来事です」と断定してしまったら、どうなるでしょうか?

 

潜在意識は「ああ、これがあったから私は不幸なんだ」と納得し、

 

自分自身を「過去の犠牲者」というポジションに固定してしまいます。

 

これでは、癒やしどころか、過去の鎖をより強固にしてしまうことになりかねません。

 

潜在意識は「宝の宝庫」

私がアメリカで師事したタッド・ジェームス博士から学んだのは、 「潜在意識はリソース(資源)の宝庫である」ということです。

 

潜在意識を扱う本当の意味は、過去の原因を掘り返すことではありません。 

 

その中にある無限の可能性(潜在能力)を開発し、主体的に人生を切り拓く「強さ」を取り戻すことです。

 

「過去に何があったとしても、それをどう扱うか」 それによって、人はいつからでも、どこからでも前向きになれます。

本物のセラピストを見分ける「たった一つの質問」

もし皆さんが、これからヒプノセラピーを学ぼう、あるいは受けようと考えているなら、ぜひそのトレーナーやセラピストにこう聞いてみてください。

 

「あなたのセッションは、解決志向ですか?それとも原因志向ですか?」

 

この質問に明確に答えられない、あるいは「それは何ですか?」と聞き返してくるようなら、

 

大切な自分の心を預けるのは少し待ったほうがいいかもしれません。

 

一人でも多くの方が、迷い道を通らずに、本物の智慧に辿り着けることを願っています。

 

このブログで書いたことの詳細は、私のYOUTUBEチェンネルで詳しくお話をしています。

 

▼動画の視聴はこちらから https://youtu.be/qhD2Adj7py0?si=xpkz14lRXZjviBgd

 

 

2026年2月開催のヒプノセラピー基礎講座のお知らせです!

 

世界基準のヒプノセラピーを基礎から本格的に学べる2日間の集中講座を開催いたします。

 

単なる技術の習得だけでなく、潜在意識の真の活用法を身につけたい方は、ぜひ詳細をご確認ください。

 

【2026年2月開催】米国ABH認定ヒプノセラピー基礎講座 

▶ 講座の詳細・お申し込みはこちらから 

 

https://www.clearhypnosis.jp/abhschoolclh.html

 

 

 

 

 

私がヒプノセラピーを教え続ける理由

日本のヒプノセラピー業界の光と影 

 

なぜ、世界基準のヒプノセラピーを学ぶ必要があるのか?

 

ヒプノセラピーマスタートレーナーの今本です。

 

今年は、私が2008年にプロとしてデビューしてから、
気がつけば18年目を迎える年になりました。


2007年の末に長年勤めていた会社を辞め、直感的に「この分野には大きな可能性がある」と感じ、この業界に入りました。

 

当時の私は、
「わざわざ海外まで行かなくても、日本にも質の高いスクールがあるのではないか」
そう考え、まずは国内のヒプノセラピースクールで学び始めたのです。

 

年齢退行で感じた、強い違和感

学びの中で、私が最初に強い違和感を覚えたのが、年齢退行という手法でした。

 

年齢退行とは、幼少期の体験に戻り、過去のトラウマを癒すためのセラピーです。


しかしこれは、非常に繊細で、本来は高度な理論と安全配慮が求められる領域でもあります。

 

あるとき、私はデモンストレーションとして、皆の前でセッションを受けました。


催眠下で幼少期の記憶に戻り、母親に叱られている場面を思い出しました。

 

その過程で感情が溢れ、激しく泣いたこと自体は、確かに一種の解放だったと思います。


しかし、その後に行われたプロセスに、私は強い疑問を覚えました。

 

それは、年齢退行の最中に、私の意識を「母親の立場」に移し、
母親の口を通して謝罪させる
という誘導でした。

 

「あなたのせいで、息子は大人になっても苦しんでいる。どう思いますか?」

 

その瞬間、私は言葉にできない違和感を覚えました。

 

このやり方は、
「自分の苦しみの原因は、母親にある」
という物語を、潜在意識に強く植え付けてしまうのではないか――
そう感じたのです。

 

なぜ、それが危険だと感じたのか

私は幼少期からキリスト教的な価値観に触れ、
その後はチベット仏教の実践を続けてきました。

 

恨みや被害者意識は、人を自由にするエネルギーではなく、
むしろ人生を縛り、苦しみを長引かせる方向に働くことを、体感的に知っていました。

 

にもかかわらず、そのセラピーは


「あなたは被害者であり、相手は加害者である」


という構図を、善意の名のもとに作り出してしまっていたのです。

 

心理療法の世界では、
このような 記憶の植え付けや加害者認定を伴う誘導 は、
本場の臨床現場では非常に危険なものとして扱われています。

 

私はここで、
「これは本来のヒプノセラピーではない」
と、はっきり感じましたし、

 

日本の第一人者と呼ばれている方のセラピーがこのレベルであるということは、

 

日本での学びはもう諦めたほうがいい、という前向きな気付きだったのです。

 

日本で広まっている前世療法への疑問

同じ違和感は、日本で行われている前世療法にもありました。

 

わたしが学んだスクールでは、
催眠に入ると必ず決まったイメージへ誘導されます。
まずは前世の家があり、食卓にいき、両親が現れ、といった具合に物語が展開していきます。

 

しかし、本来の前世療法とは、
クライアントの潜在意識から自然に現れるものを尊重するセラピー
であるはずです。

 

ところが日本で多くの方が行っている前世療法では、に
セラピスト側がイメージやストーリーを先に提示し、
それを「前世体験」として成立させてしまうのです。

 

それはもはや
「前世療法」ではなく、
セラピストが作った物語を体験させているだけ なのではないか。

私は、ここにも大きな問題を感じました。

 

本場で学び直して、確信したこと

いかがでしょうか?

 

私が当時、日本で学ぶことを手放して、
本場アメリカでヒプノセラピーを学び直す決断をしたのはこういう理由からでした。

 

そこで学んだのは、
人を過去の被害者に固定するのではなく、


「これからどう生きるか」という主体性を取り戻すセラピーでした。

 

ヒプノセラピストの役割は、
誰かを責める物語を作ることではありません。

 

クライアントが、
より自由で、より健やかな人生を選べるようになること。


そのための力を、潜在意識から引き出すこと。

 

それこそが、本来のヒプノセラピーだということです。

 

しかし、残念ではありますが、ここ日本では、

 

いまだに、間違ったやり方が

 

多くのヒプノセラピストによって使われているということです。

 

後悔のない学びのために

 

私がここで、このようなことを話すのは、

 

これから学ぼうとしている方に、できるだけ多くの

 

検討できる情報を与えたいからです。

 

残念ではありますが、これが今だに日本で行われているヒプノセラピーのレベルであり、

 

本場のアメリカと比較すると、相当遅れたレベルであると主張するわたしの根拠です。

 

そして、このようなことは、すべて包み隠さずに、

 

これからこの業界を目指す方に対して発信しなければならない

 

ヒプノセラピーのマスタートレーナーとしての私の重要な責務なのでしょう。


「知らなかったことで後悔してほしくない」

 

これは時間やお金だけではなく、

 

人のメンタルヘルスにも大きく影響することです。

 

日本のヒプノセラピー業界の明るい可能性

 

現状はとても悲観的ではありますが、

 

日本人のヒプノセラピストには、素晴らしい資質があります。

 

そして、これまでに、多くのかたが、


正しい理論と倫理のもとで学んでこられました。

 

ここで話した、これまで教えられてきた間違った教えは

 

やがて過去のものとなっていくのでしょう。

 

そして、ヒプノセラピー業界をよくしていきたい!

 

という志の高い方達のこれからの努力によって、


日本のこの業界は、これから必ず良い方向へ進んでいくのだと楽観しています。

 

そのために、

 

わたしもまだまだ頑張らなければなりません。

 

私のこれからの仕事は、

 

責任をもってヒプノセラピーを伝え続けること。


そして、志の高いセラピストを育てていくこと。

 

そして、ヒプノセラピストが活躍できる環境を整えていくこと。

 

これらを達成するために、まだまだ働かなければなりません!

 

 

あわせて読みたい:真のヒプノセラピーを知るための特集記事

 

私がなぜ、日本の第一人者の手法を捨ててまで海外で学び直したのか。その衝撃の体験談や、他校で限界を感じたプロたちが「目から鱗が落ちた」と語る[より詳しい論理的心理学の正体や、学び直した受講生の声はこちらの公式サイト特集ページ]で詳しく公開しています。

 

間違った手法に惑わされず、一生ものの「本物の技術」を手にしたい方は、ぜひ一読されることをお勧めします。

 

 

ではまたお会いしましょう!

 

 

 

 

 

 

コントロールできることに集中するという生き方

今日は、古代ギリシャの哲学者エピクテトスの教えに通じる考え方を、
私自身の体験も交えながらお話ししたいと思います。

 

──────────────────
「幸福への道は一つしかない。
それは、自分の力ではどうにもならないことについて
悩むのをやめることである」
──────────────────

この言葉は、エピクテトスの思想を要約したものですが、
本質をとてもよく表している言葉だと思います。

 

人は一生懸命に仕事をし、目標を立て、努力を重ねます。
しかし、人生はいつでも思い通りに進むわけではありません。

 

私たちはつい「結果」に心を奪われ、
うまくいけば喜び、
うまくいかなければ落ち込んでしまいます。

 

私自身、2008年からこの仕事を続けていますが、
お客様に恵まれた年もあれば、
思うような結果が出ない年もありました。

 

もちろん、結果が出たときは素直に嬉しいです。
一方で、思うようにいかない時期には、
気持ちが沈むことも正直ありました。

 

ただ、長くこの仕事を続ける中で、
はっきりと分かってきたことがあります。

それは、結果そのものは、完全にはコントロールできない
ということです。

 

もちろん、
・学ぶ
・工夫する
・努力する
こうした「できること」は全力でやります。

しかし、それでもなお、
努力が必ずしも結果に結びつくとは限りません。

 

だからこそ、
私たちにできるベストな選択は、

 

「結果に一喜一憂しないこと」
「コントロールできない部分への執着を手放すこと」
「コントロールできることに集中すること」

これに尽きるのだと思います。

 

結果というものは、季節とよく似ています。

 

春があり、
夏があり、
秋があり、
冬があります。

 

人生がずっと春のまま、
ということはありません。

 

だからこそ、
「今がどの季節であっても、
自分にできることを丁寧にやる」

それが、長く安定して人生を歩むための大切な姿勢なのだと思います。

 

地球は愛を学ぶための学校

 

そして、もうひとつ。
とても大切なことがあります。

それは、
私たちは「うまくいくこと」よりも、
「うまくいかないこと」からの方が、
圧倒的に多くを学ぶ
ということです。

 

前世療法で知られるブライアン・ワイス博士は、
「地球は魂の学校である」と語っています。

 

私たちは学ぶためにここにいて、
魂の成長のためには、
成功体験よりも、
むしろ失敗や困難な体験の方が大きな意味を持つのです。

 

どんなにつらい出来事が起きたとしても、


「この体験は、今の私に必要なのだ」と


心から言えるようになること。

そして、その体験を通して、
人の痛みが分かるようになり、
思いやりや愛を学んでいくこと。

 

これこそが、
「私たちは愛を学ぶために地球にいる」
という言葉の本当の意味なのだと思います。

 

ヒプノセラピーとNLPの役割

 

ヒプノセラピーや潜在意識を学ぶことの意義は、

私たちの内面としっかり向き合うことができること、

そして、そういう知識とテクニックを手に入れることで、
この人生を、ずっと生きやすくしてくれます。

 

結果に振り回されすぎず、
自分が今できることに集中し、
どんな体験からも学びを受け取れるようになる。

 

それは、
人生をコントロールすることではなく、
人生と上手につき合う力を育てることなのかもしれません。

 

2026年のヒプノセラピー講座の日程は以下のURLから確認できます。

 

 

 

今年もあとわずかになりましたが、

 

皆様が今年も、来年も幸せであることを願っています!

 

 

マスタートレーナー

 

今本忠彦