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科学のために科学を科学的に笑うべし

論理はわが友 されど笑いはさらなる友

NHKのEテレの「すイエんサー」という番組で、
じゃんけん必勝法の探求が行われていたそうです。
残念ながら自分自身で内容確認することはできていません。

「じゃんけんでメッチャ勝ちまくっちゃうスゴ技!スペシャル!!」
という回では、勝率8割を謳っていますね。
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/n001/146191.html
http://www.nhk.or.jp/suiensaa-blog/n001/146420.html

やり方の要点は、
  1. 少し離れて構えておく
  2. 「最初はグー、じゃんけん…」で相手に急接近する
  3. かがんだ姿勢になって下の方からチョキの手の形を相手の視野に入れる
  4. 「ポン!」のタイミングでグーを出す
ということのようです。

3.は相手の同調を誘っているか、あるいはプライミング効果とも考えられます。
さらに1~2の部分では、相手のフレームを中断することによってカタレプシーを誘発し、
同調あるいはプライミング効果を起こりやすくしています。

実際に番組では効果が出たという結果のようです。

認知科学的な説明もつきます
しかし、この手法が使えるのはおそらく一人に一回だけと考えられます。

もちろん、
  • カタレプシーを誘発する
  • 同調やプライミング効果を起こす
というスキーマだけ利用して、
具体的な見せ方はいろいろ変えたり、
あるいは相手に気づかせないような方法を選べば、
繰り返しの効果も見込めるでしょう


繰り出すのがじゃんけんの手というだけで、
この話がまるで武術の世界の風景に見えてしまう方も多いのではないでしょうか。