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科学のために科学を科学的に笑うべし

論理はわが友 されど笑いはさらなる友

人の感覚入力のうち、視覚が情報量の8割を占めるそうです。
視覚は精細で便利なので、顕在意識の上では、
時に他の感覚(嗅覚聴覚触覚味覚)を覆い隠してしまいがちです。
もちろん無意識にはちゃんと感じているはずです。

視覚を遮断したら、どのような感覚や意識が生まれるでしょうか?

地下室で照明を全部消してみたら実体験できるかもしれません。
身近に地下室はないので、音楽練習室を使って実験してみました。
窓がなくて厚い壁扉で仕切られていて隙間がないので、都合がよいのです。

はい、照明を消しました。
しかしスイッチに埋め込まれているネオン管ランプや、
天井の警報装置についているLEDランプが煌々と光って見えます。
これらをダンボールで覆ってみましたが、光がダンボール紙に反射して、
それが壁に反射して、それがどこかに反射して…という弱い光でも結構目に入ります。
かなり厳重に隙間なく覆わないと暗くなりませんでした。

完全な暗さが実現できると、
目を開けても閉じても同じ風景(視覚のわずかなノイズ)が見えるぐらいで、
案外普通な感覚です。
狭い部屋で明るい段階から自分で準備したので、
最初から何があるのかわかっており、特段に怖いわけではありません。
完全に密室なので、出来事も何も起きません。

方向や、壁との距離感は、少し動くとすぐ失われてしまいました。
でも、改めて触って感じれば大丈夫です。
(これは普段視覚を使ってやっていることと基本は変わらないはずです。)

体操はできるけど、読書はできないし、若干ヒマ。
瞑想などして適当にすごしました。

時計が見えないので時間は全くわかりません。
あらかじめアラームをセットしておいて、退出時刻だけはわかるようにしておきました。