科学のために科学を科学的に笑うべし -49ページ目

科学のために科学を科学的に笑うべし

論理はわが友 されど笑いはさらなる友

ダイエット方法の古典的なものとして、バイク(自転車こぎ)があります。
一方で、バイクは太ももを鍛える(筋肉をつける)トレーニングの方法としても有名です。

さて問題です。
バイクをこぐと、あなたは痩せて太ももは細くなるでしょうか?
それとも、鍛えられて太ももは太くなるでしょうか?
自転車通勤の動機のひとつとして、ダイエットを挙げる方もいるのですが、
その考え方はあっているのでしょうか?



自転車競技の選手というと、スプリント競技ケイリン選手のように、
特別に太い脚を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、ローベルト・フェルステマンさんの脚のように… ちなみに、写真右の脚の持ち主フェルステマンさんは、
こうした並外れた太ももをもってしても、
ドイツのオリンピック代表の選考から外れてしまいました


一方で、自転車競技には、長い距離を走るロードレースという分野もあります。
ツール・ド・フランスが掛け値なくこの分野での世界最高峰のレースでしょう。
ロードレースの選手の太ももはどうでしょうか。

ツール・ド・フランス2013で総合優勝を果たしたクリスフルームさんの太ももは
こんな感じです。(ツールドフランスとは別な大会で横から撮った写真)

Wikipedia http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Christopher_Froome_TDF2012.jpg

後からみるとこんな感じです。
(これはツールドフランス2013の写真。前がフルームさん)
Wikipedia http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ventoux_-_Froome_%26_Quintana_(cropped).JPG


ツールドフランスというと、実は近年はドーピング問題で荒れてしまっています。
ドーピングという言葉で、みなさんどのような印象を受けるでしょうか。
アメリカの大リーグ選手や、陸上100メートル選手のように、
筋肉モリモリにするのがドーピングのような気がしている方もいるかもしれません。

それでは、ツールドフランスで前人未踏の7連勝しつつも、
ドーピング判定でクロとされたランスアームストロングさんの写真をとくとご覧下さい。
Wikipedia http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/b/bc/Lance_Armstrong_AdH01.jpg

アームストロングさんは自分でもドーピングを認めていますが、
「ドーピングなしで勝つのは不可能」
などとうそぶき、全てのタイトルと記録を剥奪されてしまいました。
彼は、自分の身体に対して、どういう効果を求めてドーピングをしたのでしょうか?
勝つためにドーピングをし(全く褒められないことですが)、その効果が上の写真です。
世界最高峰のレースで7連勝するための身体とは、皮肉にも悲しくも上の写真です。
筋肉モリモリを求めてのドーピングでなかったことは確かでしょう。


ドーピング話でテンションが下がってしまいましたが、
最後は明るく、アゲ↑↑ておきましょう!

喜ばしいツールドフランスの表彰式での選手の立ち姿を見ると、
ロードレースの選手の脚の様子は一目瞭然です。
「ツール・ド・フランス 表彰式 写真」でネット検索をしてみてください。
[表彰式検索結果へのリンク]



最初の問題提起に戻りましょう。


バイク(自転車)に乗るといっても、あったりまえですが、
乗り方によって効果が逆になるわけです。

知識が必要です。

ダイエット目的でバイクに乗るなら、(ほっそり脚世界制覇したい場合も)
  • 有酸素運動
  • ケイデンス
  • 膝の角度(xxx度と具体的数字がわかってますが書くと鵜呑みにする人がいるので伏字)
などのことを頭に入れておくべきと思われます。