品格がある洗練された人には、言葉がいらない安心感と重厚感があります。
不安な時にはその人に会うだけで、もしくは声を聴くだけで、ほっとした安堵感が得られます。
そうなりたいと思っても、それは相手が感じるもの。
自分自身ではそうなれているのか、なかなかわからないものです。
そうした落ち着きに至るには、多くの内省を繰り返し、いろいろなことを乗り越えたことは間違いがありません。
ジブンを顧みるのは、決して過去を振り返るということだけではありません。
ジブンが積み重ね作りあげてきたしっかりした足元を確認し、次にどう歩くかを考えることです。
ジブンを顧みることの基本は、ジブンの心の声を聴くことであり、それができるのはジブンだけです。
どんなに慌ただしい人生でも、ジブンひとりの落ち着いた本格的な内省の時間を持ちましょう。
内省の時間は、決してジブンを責めるための時間ではありません。
夜や闇の中のような、後悔にも似た反省は必要ありません。
どれだけジブンが頑張ったかをジブンがじっくりと聴いてあげる。
しっかり褒めてあげて、また前進するために心から応援してあげる。
ジブンからしっかり認めてもらえたジブンには、落ち着いた自信と共に誇りが生まれます。
そしてジブンのためにありったけの力を振り絞って、必ず前進し続けてくれます。