最初は、誰かに何かをしてあげることは、
喜ばれたり、感謝されたり、
「ありがとう」
という、言葉も貰えます。
それで気分が良くなるのは、
承認欲求がみたされるからなのです
ただ、私の経験上、承認欲求のための頑張りは
長くは続かない事が多いです。
そのあと、他人のためばかりに
頑張ってあげると、疲弊するのです。
あるいは、頑張ってるのは
自分の承認欲求を満たすため…
という認識がないときは、
「あなたのためにやってあげている」
と思い込んで、そのお礼が返って来ないと
被害者意識が生まれることがあります。
私は、会社でも家庭でも
「あなたのために言うけど…」
「あなたのためにやったのに」
「あなたのために私は頑張る」
という、言葉が苦手です。
「私のためじゃなく、自分のために頑張ってね」
と、伝えると、相手が不機嫌になったり
ガッカリするようなら、
自分たちの承認欲求を満たすため
私達が利用されている時です
「あなたの幸せのために頑張ります!」
それを公言している人がいたら、
私の心は嬉しくない。
逆に重くなるのです。
でも、「それをやってあげたい」という事が
自分の欲望を満たしていることを知ると、
相手からの見返りがなくても
何とも思わなくなります。
私が、誰かのために頑張ってきたとき、
「自分の承認欲求を満たすため」
と思ったことがなかったので、
どんどん疲弊していきました。
誰かのために頑張っていたら
その誰かたちは、
私をどんどん利用するようになっていき、
それが当たり前のようになってきました。
そうなると、私は
「あなたのために、こんなに頑張ってきたのに、私は報われないし、当たり前に思われている」
…と、歪んだ気持ちになっていきます。
でも、視点を変えて、それらは
「自分のためにやっている」
と思うようにしました。
誰かに何かをした時も、それを
「やってあげたい」
という自分の欲望を満たしているのだから、
不満も出なくなります。
自分のためですから、他人に何かをする時も、
無理もしなくなりました。
やりたくない時は、断れますし、
心からやりたいと湧き上がったときやる。
子供のために頑張るお母さんは、
頑張りたいという、自分の欲求を
満たすために頑張っています。
夫のためにがんばります!
と思う気持ちも、夫のためにがんばりたい!
という自分の欲求を満たしています。
彼のために頑張っている!と
思う気持ちも、彼のために頑張りたい!
という自分の欲求を満たしています。
読者さまのために…
も、同じですね。
(私よ欲求)
全部自分の欲求を満たすためなので、
パワーもありますし、
相手の喜ぶ顔が見ることができたら
それは大きな喜びですよね
全ては自分のためにやっているので
心から動きたい時に動けるので、
心地がいいのです。
もし頑張っているのに、なんとなく
「心地よくないな…」
と思ってる時は
「自分の承認欲求を満たそうとしている時だ!」
と気づくための、
宇宙からのメッセージだと思います。