※FX を行っていない読者さんは、前半は何を言っているか、わからないかもしれませんが、後半から、お付き合い下さいね。
【FXの生徒さをからのご質問】
※すみません、今回は急いでブログを作成しておりますので、ご本人の許可なくご質問を掲載させて頂いております。
お許しを…
FXについて、どうしてもわからないところがあるので教えて頂けますか？お返事は、ホテルに着いてからで構わないので。
(いえ、いいご質問なので、今回答致しますね！)
今、負けたトレードを振り返っています。見ると似たような感じで、損切りするパターンになっています。
添付した2/24のトレードですが、N計算の第３波を想定してN計算をしました。で、手前の陰線の長いヒゲを陽線が追い越したところを見届けてから買いで入りましたが、激下がりとなり損切りしました。
振り返って見ると、大きなダブルトップを形成している過程でした。
逆N計算でも同じように反転し、損切りすることも何度かありました。
（これもダブルトップの下降形成中でした。）
N計算（逆N計算）をしようと思い、第３波がどう動くのかを判断したい場合の判断材料を教えて頂けませんか？
・やはり、フィボナッチでしょうか？
・他の時間足を見て全体に上昇か下降かレンジ中かは見ています。
・移動平均線の5と20の間隔があいてきた場合、トレンドが変わる？と注意していた方が良いですか？
・モヤモヤゾーンが激しい場合は、第３波は要注意なのかな…？
繰り返すN計算での負けパターンをどうしても打破したいので、アドバイスの方、宜しくお願い致します。
まず、線の引き方は OK です！
何をされたかったのかも、よく分かります。
では、ご質問にお答えします。
・やはり、フィボナッチでしょうか？
もちろんです、フィボナッチを引いてください。お見受けしたところ、フィボナッチがひかさっていません。組み合わせてください。
・他の時間足を見て全体に上昇か下降かレンジ中かは見ています。
素晴らしい！その方向性です！
・移動平均線の5と20の間隔があいてきた場合、トレンドが変わる？と注意していた方が良いですか？
そこです、移動平均線はあくまで目安です。
幅に広がりが出てきた時は、トレンドが変わる兆候の一つのサインではありますが、実際そうならない事が多いです。もっと現実的な証拠を手に入れましょう。
・モヤモヤゾーンが激しい場合は、第３波は要注意なのかな…？
はい、これは正解です。レンジが、あまりにも激しい場合は、N計算として見なせません。
では、なぜ、ここで負けてしまったかと言うと、すでに世界のトレーダーは、N計算を終わらせていたからです。
では、画像を拡大します
私なら、この様にN計算をします。
質問者さんは、第一波を長く取りすぎています。第一波を長くすれば、するほど、利益確定までのリスクが大きくなります。
一番左を見てください。
一番左と同じ高値の場所で N計算の第一波も終わっています。
つまり質問者さんの始めた場所の N計算は
既に世界のトレーダーが利益を出し終えて、
撤退し終わったところから換算しています。
なので、モヤモヤゾーンという、方向感のないところが出現してます。
ただ…
今回の N計算の場合、見方も、測り方も間違っているわけではないので、負けても仕方なかったと思います。
ただし、
負けるにしていても、
できていないことがあります。
ここから…
【他の生徒さんにも、引き寄せ読者さんにも
重要なのでお伝えしておきますね】
損切りラインが来たら自動的に切ってください。それも、もっと、機械的に。
多くの生徒さんが、損切りラインに突入していても、切れずにいます。
これだと含み損が多くなるだけです。
待つのではなく、機械的に切るのです。
測った後は、機械的に利確し、
損切りラインを越えたら、機械的に切るのです。
もっと、機械的に行ってください。
そこに
FXの場合
『雲行きが怪しいけど、もしかしたら、相場は変わるかもしれない…』
読者さんの場合
『雲行きは怪しいけど、きっとこの人は変わってくれるかもしれない…』
FXの場合
『どうしよう…とうとうマイナスになってしまった…』
読者さんの場合
『どうしよう…とうとう自分の中のレッドゾーンを越えてきた…』
FX の場合
『ダメだ…これじゃあ、マイナスになるばかりだ、損切りしよう！』
読者さんの場合
『ダメだ、このままでは、自分の生活に支障をきたしてしまう、お別れしよう！』
FX でも人間関係でも
『自分の中のレッドゾーン』
が、必ずあります。
例えば…
パチンコやパチスロ、競馬などで借金がある人から
『必ず返すから、お金を貸して欲しい！』
と言わたとします。
その人は、ギャンブルはしていますが、人間的にはとてもいい人です。
私たちは、相手がお金を返すのを信じて、お金を貸したとします。
でも、なかなか、お金が返ってきません。
そして、また同じ人に
『今度は2倍にしてお礼をするからお金を貸して欲しい！』
と、言われます。
でも、最初の借金は帰ってきていません。
この時、すでに、私たちのなかで
『レッドゾーンを超えた…』
と多くの人が感じていると思います。
『貸しても、また返ってこないと思う…』
『これ以上、お金を貸すのは嫌だな…』
『お礼はいらないから、お金を返して欲しいな…』
と、多くの人が思います。
では、最初の時点で、ハッキリ『 No ！』と言わないと、自分のお金も、時間も、エネルギーも奪われます。
お金を貸してから、2度目の要求で『NO』ではなく、最初から『NO』なのです。
『本当は貸したくないけど、この人も、いいところがあるし、貸してあげようかな…』
と思って、ズルズル貸し続けると
相手は気分が良くても
自分の気分がマイナスになるのです。
なので FX でも、人間関係でも、ビジネスでも、恋愛でも、家庭でも、
『これ以上はダメ！』
という境界線を、しっかり持たないと、
エネルギーだけが取られていきます。
これは、いい人ほど損をするのです。
今回は FX 宇宙講義の生徒さんからのご質問でしたが、
引き寄せ読者さんや、私にも当てはまることなので、お伝えしておきますね。
損切りラインは、ハッキリさせましょう。
もし自分の中の『デッドライン』を超えている仕事や、人間関係、パートナーシップであれば、警笛を鳴らさなくてはいけません。
その勇気を持ちましょう。
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