他人に対して
「こうすればいいのに」
「私だったらこうするな」
と、思ったり言ったりするのは、その時点で
すでに批判的「ジャッジ」です。
私は
「私だったらこうするなら」
「私だったら、それしないな」
「私だったら買わないな」
など
「私だったら…」
という言葉、実は
かなり苦手です。
どうして、意見を聞かれてもいないのに
「私だったら？」を言うのかは
相手の気持ちを尊重するより、
相手のために何かを言うより、
自分の意思表示をしたいだけなのですよね。
それは「大きなお世話」がほとんどの様です。
いいじゃないですか。
あなたと一緒じゃなくて。
あなたと一緒じゃないのは当たり前です。
私はあなたじゃないのだから。
と、感じてしまう人も多いと思います。
(私もそう感じます)
でも、「私だったら…」という人は
「私が正しい」
「あなたが間違っている」
と、どうしても気付かせたいヒトなのですよね。
「私はできている」
「あなたは未熟」
「私の方が知っている」
と、言うことが本当に愛なのかな？と思うことがありました。
自分の正当性を証明するために使っていないでしょうか？
あなたはそうすればいい。
でも自分はこうする。
これでいいと思います
「わたしだったら…」
を言いたい人の心理は、
「私の方が上に立ちたい」
という、 マウンティングと同じ心理なのですよね。
「あなたならどう？」
と聞かれて「私ならこうする」と答えるのはアドバイスですが
聞かれてもいないのに、「私だったらこうする」と言ってしまう人は、
自分の意見を
何とか相手に知らせたい人
不安な人
そんな人に多いと思いました。
相手は「私ならこうする」とアドバイスしてるように見えますが、
そこまで、自分の意見を言いたい理由はなんなのか？にフォーカスしたら、
そんなに自分は
うまくいって
幸せなんだ。
正しいんだ。
ということを、一生懸命アピールするためなのですよね。
でも、
本当に幸せな人は、他人にそんなこと、
口出ししないのですよね。
「私だったらこうするな」
というセリフを聞いて、ありがたがる人はいません。
ではなぜ「私だったら」を言ってしまうのか？
批判（ジャッジ）だと気づいたとき
その人の学びがあるのですよね。
そして言われてしまう方にも学びがあるのです。
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