そのとき、 私たちが子供の頃の親像と
大人になってから思う親像は
全然違う、という話になりました。
子供の頃は、親というのは絶対的な存在で
言うことを聞かなきゃいけない存在でした、
でも、今、自分たちが大人になって
親の言葉を振り返ると
「不条理」なことがいっぱいあったねという
話しをしました。
・好き嫌いはダメ
・食べ物は残しちゃダメ
・お姉ちゃん、お兄ちゃんだから我慢しなさい
・子供だから、それはまだ早い
・友達と仲良くしなきゃダメ
・学校に行かなきゃダメ
・嫌なら家を出ていきなさい！
そんな事を言われて育った私たちは
「生きづらかったね」
と、話していました。
そんなルール、誰が決めたのでしょうね？
人間ですもの、好き嫌いがあって当然でしょ？
栄養素が足りなければ、子供は勝手に補いますよ。
食べ物を残しちゃダメって、
親や店が出した量と、
子供が食べれる量が、
常に同じな訳がありませんよね？
食べ過ぎて、お腹が痛くなるまで食べることが
本当に「子供を大切にする」こと？
好きでお姉ちゃん、お兄ちゃんになった訳でなく、親が私たちをお姉ちゃん、お兄ちゃんにしたのでは？
子供だから、早く寝なさい？
この前は、「もう大人なんだから」って言ってなかったっけ？
仲良く出来ない子は、最初からお友達じゃないって気づかない？
自分の子供だけが、学校に行ってないのが親として嫌だから、行きたくない理由も聞かずムリヤリ学校に行かせたんじゃない？
嫌なら家を出ていきなさいって、
家は親の「玉座」なの？
子供が嫌がる家庭を作る未熟さと向き合わないのに、子供にどうやって向き合うの？
これって、全て「支配」と「エゴ」なのよね。
引き寄せの法則は、個人の幸せを一番優先するエネルギーの法則のことを言うのですけれど
「しつけ」という観念から見ると
少しずれてしまうのですね。
それでも、親が「良かれと思って」やったり
言ったことかもしれない。
でもね、大人になったとき、
「あれは愛情から言った言葉だった」
と、子供が大人になっても思えない場合、
全部、支配とエゴです。
愛情って、本当に愛していれば伝わるから。
伝わらない愛情は愛情じゃないのですよね。
もし、親が
「自分の子供は誰よりも特別」
「神からの派生したエネルギー」
「そんな子供に道を示せば正しい方へ進む」
と、信じることが親の役目で愛情なのですよね。
「あなたの子供は、そんなに信頼できない子供でしたか？」
と、親に聞きたくなる、と
今日、友達が言ったのですね。
その友達には、可愛い9才の娘さんがいて
(私とも仲良しです^_^)
キュウリが苦手なんだとか。
でも、友だちは
「今日は5センチ食べよう」
と、促し、決して押し付けないのですね。
「ゲーム目当てで、家に来る友達が嫌なら、
あそぶの断ってもいいんだよ」
と、娘さんに言ってあげて
「習い事が嫌になったら、やめていいんだよ」
と、娘さんが、追い詰められないように
ちゃんと、逃げ道を確保してあげているのですね。
素敵なお母さんだと思いません？^_^
それは、私たちが親にやられてきたこととは
全く真逆なこと。
やられて嫌なことは、子供にもしない。
エゴも出さないし、支配もしない
道しるべだけつけて
あとは、子供を信用すると言うのが自然にできる友達です。
一人、一人がそうあってほしいですよね。
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