全国、様々な歯科医院でクレンリネスを伝え、一緒に進めて行く事が
私の〝仕事〟です。
講座をしたり、スタッフさんのクレンリネスのサポートをしたり、ミーティングをする事。
すべて楽しく、やりがいがあります。
そんな中、最近はこれまでになかった依頼を頂く事があります。
スタッフのみんなと雑談して欲しい。
どういう事かと言うと
クレンリネスは話題にせず
いつも院長先生と話している雑談を
スタッフに聞かせて欲しい。
伺うたびに食事に誘って下さる院長先生。
フロアー作業中に差し入れを持ってきて下さる院長先生。
その時、日常の様々な事を話して楽しく過ごします。
その話しがとても興味深い事が多い、と。
うれしいお誘いに間違いありません。
いつも感謝しています。
これまでにお話しした事を思い出してみると
・TPOでどのように服装を変えているか。
・仕事をしていない時、どんな事で楽しんでいるか。
・最近見たテレビ番組で感銘を受けた事。
・道を歩行中に見て感動したり共鳴した事。
・私の担当美容師さんの目標や働き方、お客さんへの向き合い方。
こんな事かと思います
これを、できるだけ笑いが出る形で話しています。
ちょっと大げさに話したり、
会話の場面なら
関西人以外にはわからないと思われる話し方で(笑)
ここ最近で皆さんに話したかったのは
マクドナルドの小冊子について、です。
私はマクドで昼食を食べる事が２週間に2回ほどあります。
２週間と言うのは、毎月の出張期間です。
店内で特に楽しんでいるのは客席についてからです。
・客層
・客の所作
・スタッフの目配りや行動
・時間帯による店内の変化
・店の立地による、客席での客の座り方の違い
・マクドの他の店舗と今いる店の内装の違い
・清掃状態の違い
他にも無意識に注目している事があるかも知れません。
そしてそのすべてが、自分の仕事や人間関係、
家族や将来の夢、そんな何かと関連付けられますし、
勉強になる・役立つ・反面教師になる、
という意味でとても楽しい。
今回は店内にあった小冊子を持ってきて
それを読みながらサムライマックを食べました。
その小冊子は、
その店舗の様々な事が楽しく読めるように
作られているのですが、
ざっと内容を書き出すと
・マクドナルドの思い
・新人スタッフが書いた仕事の内容と思い
・新商品の紹介
・フロントクルー以外の人物紹介
・カウンタークルーの仕事への思い
・社会貢献
・一緒に働きませんか？の記事
とても楽しく
30ページほどの冊子がすぐに読めてしまいました。
その冊子の作り方も大変勉強になります。
そして冊子を通して、
歯科医院にも参考になる事がたくさん詰まっている。
※残念ながら冊子は、その話をした医院の皆さんに渡してしまってもう持っていません。
なぜマクドナルドを特に私が気にするのかと言うと
40年も前にさかのぼる、私の体験があります。
そこからマクドナルドには大変興味を持ち、
日本マクドナルドの創業者
藤田 田（ふじた でん）さんの著書をたくさん読んできた経験が、
その後の私の人生に大きな影響を与えているからデス。
今、『院内クレンリネス講座』でも、その後のお付き合いの中でも
お伝えしている
QSCは、その流れで学んだ事です。
今回はマクドナルドの話になりましたが
そんな発見は、街中至るところにたくさんちりばめられています。
何も、今成功している人の本を読んだり
立派な人の講演を聴くまでもなく
生活圏に学びはたくさんあると
毎日毎日、私は実感しているので
毎日が楽しい。
それをいつも先生と話すので
スタッフの皆さんとそんな話をしたら
スタッフさんも楽しいだろうと思われるのかな、と思います。
そして私が思うのは
プロって、どんな職種でも
ともすれば視野が狭くなりがち。
目標と希望をもって日々研鑽しているプロほど
固くなる傾向がヒジョーに強いと思います。
自分のプロの道で学んだ事だけを物差しにして
すべてを見ているとすると
まわりから学べることが
とても限られてしまうと思うのです。
非常にもったいないと思いませんか？？？
エライ人の動画なんて見ている時間があるなら
街へ出て、人のいろんな工夫が詰まっている
あらゆるものを見て、感じるほうが豊かになると思いませんか？
服を選ぶときに
ショップのスタッフさんの
プロフェッショナルとしての話しを聴けたら
そこが自分だけの最高の教室になる！
ワクワクして来ますよ！
テレビを見ても、電車の中吊り広告を見ても
ガソリンスタンドのPOPを見ても
何を見ても発見の連続です。
話したことのない職種の人と話しましょう。
読んだことのないジャンルの本を読んでみましょう。
いままで興味のなかったタイプのお店に入ってみましょう！
きっと、毎日の仕事や人間関係を
違った視点で見られるようになって
自分の中の宝を発見できるかもしれません
ワタシはこの間
このお店で娘の誕プレを買う一大決心をし
初めてこのブランドのお店に入りました。
場違いな人間として(笑)
ただ目的の物を買ってそそくさと店を出るのでは
これまでのワタクシでしかありません。
その時は、フロントのスタッフさんと雑談し、
支払いの時に奥に通されて緊張しながらも
モデルのような、キラキラした店長さんと
私の娘の仕事っぷりの話で盛り上がり
さんざん笑ってもらって店を後にしました。
店長さんも、詳しくは知らない業界の話に
興味津々で質問をたくさんされました。
さすが、一流店の店長張ってる人だなと感じました。
とても楽しい体験でした
話しは戻って
今回雑談の時間を頂き、とっても楽しかった医院様での記念写真
医院の幹部スタッフさん3名と院長先生。
いつも
クレンリネスのコバヤシサン
というイメージで親しくしていますが
やはりそれは
教える人-教わる人
という関係なのです。
色々な雑談をすると、その関係性が変わる実感があります。
その人の背景を知ると
「なぜこの人はいつもこう言うのか」
「なぜこの人は、人とこんな接し方なのか」
そこを感じる、察することができるようになるからかも知れませんね。
このようなありがたい場を作って下さる
院長先生の思いに
とても感謝しています。