技工室のシンクの簡単きれい方法 | クリニック キレイ大作戦

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技工室のシンクは消毒室と比較して、やっかいな汚れが付く場所です。

 

そのため、技工士さんもなかなか思うようにきれいにキープできないという事がよくあると思います。

フロアーメンテナンス中に技工室のシンクの〝清掃〟を勝手にしましたので(笑)、全国の技工士さんにその手順を見て頂ければと思います。

 

まずは現状の写真です。


石膏が主な汚れで、水によるカルシウムやワックスと言ったところ。



特に黄色い丸で囲んだ部分はワックスがついていて簡単にはきれいにできないと思われている状況をよく見かけます。


手順1
消毒室のシンクと同じく
〝洗う〟
これが最も大切な事です。

水回りを〝拭く〟は、よくされていても洗うと言う事がなかなかないと思います。
コレ本当に大切です。

では方法を( ̄^ ̄)ゞ
スポンジの固い面にアルカリ洗剤を含ませてていねいに洗うと

ワックスも次第に落ちて行きます。
本来、パラフィンワックス、ユーティリティーワックスともに、通常のアルカリ洗剤ではなかなか分解しません。
パラフィン用の洗浄剤はありますが特殊ですよね(^-^;
※アルカリ洗剤は、『院内クレンリネス講座』で使うあの洗剤で大丈夫です。

ポイントは、水ではなくお湯を使う事。
少し手には熱いくらいのお湯が効果がありますが、無理はされないように。



スポンジは、今回は緑色の固い面に研磨剤がついているタイプで一気に洗い上げました。

ステンレスに傷が入るのが心配な方は
スコッチブライト SS-72KG
このようなもので洗浄して下さい。

手順2
表面の石膏やワックスが落ちた後、長年の頑固な汚れや変色などが残っていると思いますので、それはスポンジ研磨剤で。
今回はブルーのウルトラファインを使用しました。
これも傷が気になる場合はグリーンのマイクロファインで研磨して下さい。
研磨面に水を流しながら行うと状態を確認しながら研磨しやすいです。


手順3
拭き上げて乾燥させ、状態を確認します。


排水口の溝で固まった石膏を除去するにはエバンスで。
(清掃用に1本確保して頂ければ様々な場面で役に立ちます)
これも傷をつけたくない(気持ちが強い^^)場合は先端をMFCでくるんで行ってもよいと思います。


ここまでで石膏やワックスの汚れはきれいに落ちています。


手順4
最後に、シンクのステンレスを微細レベルで滑らかにしておきます。

ここはやっぱりピカール!



写真くらいの量をシンクに直接垂らします。

そして、スポンジではなくMFC(マイクロファイバークロス)で撫でて行きます。
このとき、MFCは乾いた状態のものを使ってください。
水分を含んでいるとピカールが水分中に分散して研磨剤が薄まりますので。


乾いてきてしまったら必要に応じてピカールを足しながら作業して下さい。
縦横斜めに丁寧にこすります。
この場合、2分間程度この作業を続けました。

シンクの中だけでなく、周囲と水道の蛇口も同時にやっておきましょう。


手順5
ピカールで表面をなめらかにしたら、洗い流します。

ここは食器用洗剤をたっぷり使ってください。
ピカールに使ったMFCをそのまま使うとMFCもきれいになりますが食器用洗剤が少ないと落ちません。
食器用洗剤は、10cmくらいの円を2つ描くような量をシンクに直接垂らします。


洗い終わったら洗剤をていねいに水で流し、
水が切れたら乾いたMFCで乾拭きデス。

ステンレス表面が滑らかになっていますので水の切れは早くなっていますね。

ハイ!ここまでにかかる時間は15分程度です。

before↓


お願いしたい事は、シンクの中だけでなく、周囲のステンレスはすべてきれいにする事。

そしてこの状態をキープするには

拭く

だけではなく

洗う

これがポイントです。

最低でも週に1回、可能であれば毎日
洗ってくださいね(^O^)/

習慣になれば時間もかかりません。

全国の歯科技工士さん!
技工室は医院の中でも汚れが大変な場所ですが
歯科医院の中でも重要なスペースですね。


プロとして、道具や環境をきれいにすることは非常に大切です。

よろしくおねがいします!!!!