ポールの作った曲の中では一番好きな曲かも知れません。
ビートルズの数少ない ウエディングソングのひとつですね!
結婚式でこの曲と共に、入場してくる新郎新婦は多いのではないでしょうか!?
実際ポール自身も「女の人と暮らす」=結婚?を意識しながら作りました。
歌い方が、ポールのいつものめりはりのある強い歌い方ではなく、裏声みたいに なにか 頼りない感じで最後まで歌ってゆくので、なんともいえない不思議な印象がのこります。
※後のポールの曲「 I will 」もこんな感じの歌い方ですね。
「スタジオでマリアンヌフェイスフルの様に歌ってみようと思いながら録音したんだ。誰も気づかないだろうけど、頭の中で想定しておくんだよ。ジェイムスブラウンの様に歌おうとかね。もちろん歌うのは自分なんだけど、歌ってる間に頭の中にはジェイムスブラウンが出来上がってるんだ。どんな風に歌っていいかわからない時には、これはいいヒントになる。アレサフランクリンやレイチャールズが歌ったらどんな風になるだろう、と想像してみることがね。だからあの曲はほとんどファルセットの小さい声で歌って、ダブルトラックにした。僕流のマリアンヌフェイスフルなんだ。」 ポール・マッカトニー
完成した作品は、最高に甘い曲で、誰もが納得するとても美しいメロディーで、ポール自身も「ビートルズ時代に作曲した中では、もっとも好きな曲」と発言しています。
何と!ジョンも「完全にポールの曲で、ぼくの好きなビートルズ・ソングのひとつ。」と発言しており『リボルバー』の曲の中で最も好きだと語った事があるようです。
バックコーラス(ポール・ジョン・ジョージ)もとても綺麗です 「気持ちいい包まれ感」で 聞いているうちに眠くなってきますね。
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HERE, THERE AND EVERYWHERE
作詞:作曲 レノン・マッカートニー
より幸せな人生を送るために 愛する人がここにいてほしいんだ・・・
ここで、一日一日を大切に過ごす
彼女が手を振るとそれだけで僕の人生が幸せになる
そこに何か(赤い糸)があることは、誰にも否定できない
そこで、僕の手で彼女の髪を撫ぜおろす
一緒になって、それができたらどんなにいいだろうか
誰かが話しかけたって 彼女はそこに人がいることさえ気づきもしないのさ
彼女はどこにだっていてほしい、
傍にいてくれたら何も心配はいらない
彼女を愛することは どこでも彼女を必要だって事さ
愛は分かちあうものだって知るのさ
愛は不滅だってお互いに信じている
彼女の瞳を覗きながら そこには僕がいつでも映っていますように
彼女はどこにだっていてほしい
傍にいてくれたら何も心配はいらない
だけど 彼女を愛することは どこでも彼女を必要だって事さ
愛は分かちあうものだって知るのさ
愛は不滅だってお互いに信じている
彼女の瞳を覗きながら そこには僕がいつでも映っていますように
僕はそこにいるでしょう そして どこにでも
ここでも、 そこでも そして どこにでも
訳詩:半兵衛
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