◆Her town too James Taylor
1981年発売「ダディーズスマイル」の収録曲で全米11位を記録
プロデュースは何とピーター&ゴードンのピーター・アッシャー
彼の妹のジェーン・アッシャーはポール・マッカートニーの元恋人ですね。
ジェームス・テイラーと一緒に歌っているのはイーグルスとなじみの深いJ.Dサウザー
綺麗な音と全くきばらない自然体の歌い方、見事なハーモニー、哀愁感がなんとも言えないAORサウンドですね。
歌詞はアメリカの田舎町を舞台にした、イーグルスの「ニューキッドインタウン」の続編のようなおもむきがあります。両曲にかかわったJ.Dサウザーの影響でしょう。
内容は 彼女は離婚(または同棲からの別れ)して家だけが残されてしまった。
彼女は町の噂を気にしてその家から外に出る事もできなくなってしまった。
以前は二人で楽しそうに暮らしていたのに・・・
そんな彼女に友だちが励ましの電話を入れる・・・・
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Her town too(憶い出の町)
作詞・作曲:ジェームス・テイラー・J.Dサウザー・ワディ・ワクテル
あの娘は外に出るのが怖いのさ
ノックの音に びくびくしてる
いつも何かを疑いながら
誰がやって来るのか 見当もつかずに
友達の友達の友達 つまり誰でもない
誰だろうと同じこと
※以前はあの娘の街だったのに
以前はあの娘だって 自分の街だと思ってた
昔なじみの女友達までが
あの娘をけなしてるのかもしれない
噂に出てくる あの娘の名前
電話では こんな話もある、
こんなことも言ってたかもしれない という調子
友達だと思ってたのに
誰もあの娘のことなど おかまいなし
※repeat
ふたりが一緒にいるのを 見慣れていたのに
彼は姿を消してしまい 時は過ぎて行く
永遠に続くことなど ありえないのか..............
彼女に残されたのは 家と庭
彼には身近な仲間たち
彼の友達もいれば 彼女の友達もいる
そしてわかってくれる人もいる
こんなちっぽけな街だから
ことの成り行きは誰にでもわかってしまう
同情のつもりはないけれど
君に電話をしたくなっただけさ
以前は君の街だったじゃないか
昔は僕の街でもあった
すべてが落ち着くまで 君にはわからないだろうね
誰かが君を愛してるってことを
誰かが君を愛してるのさ
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James Taylor - Her Town Too