◆The Crusaders ストリート・ライフ (1979)
今回はロックではなくフュージョンを紹介します
ロックを聴いていた耳にジャズはいきなり聞くにはちょっと違和感がありまが
私はポップなクルセイダーズをきいていくうちにジャズも好きになっていきました。
ある意味、ロックとジャズの橋渡しをしてくれるようなグループです。
クルセイダーズのヴォーカルナンバーを集めたアルバムがこのアルバムとは別にあるのですが、とても聴きやすいので、おすすめします。
・ストリート・ライフは1979年発売の同名アルバムのタイトル曲です。
クルセイダーズは1971年から1991年まで活動したグループです
主なメンバーはジョー・サンプル(key)、スティックス・フーパー(dr)、ウイルトン・フィールダー(T.sax)です
インストゥルメンタル一本槍だったクルセイダーズは、このアルバムで初めてゲストヴォーカルを加え、よりポップなサウンドを作り出しました。
ジョー・サンプルのピアノは結構好きで、クラシック音楽にも通じる叙情性は見事です。彼のソロアルバムも2枚ほど所有しています。
ゲストミュージシャンとしての腕も確かで、スティーリー・ダンの「エイジャ」などでもピアノを担当しました。
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「Street Life」 歌:Randy Crawford
私は街の生活を楽しんでいるのよ
だって私は他に行くところがないから
街の生活が私が知っている唯一の人生
あなたがあなたの人生を浪費するまで
遊ぶカードに不自由することはないのよ
あなたは誰も見たことがないような人
あなたはただ好きなようになれる
まるでスーパースターのように
毎晩あなたは輝いている
享楽な人生の典型とは魅惑的な仮面舞踏会
あなたは着飾って歩き回って会話して
あなたは思い通りの人物になる
街の生活で
あなたは時間に追われなくなる
街の生活は小銭を稼ぐだけ
でもあなたは老け込まない方が良い
老け込んでしまうと街の生活であなたは寒さが身に沁みることになるから
いつだって愛は売られている
大人のおとぎ話もあるし
実はお金持ちの魅力的な王子はいつでも笑っている
もしもあなたが新鮮に保つならば
あなたの歌は永遠に歌い継がれる
銀色に光る月の下で
あなたの愛があなたに味方するでしょう
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The Crusaders & Randy Crawford - Street life
Soul Shadowは 波に乗ったクルセイダーズが翌年発売した『ラプソディ&ブルース』の中の一曲です。ゲストヴォーカルはビル・ウィザースです。彼はグローバーワシントンjrのヒット曲「クリスタルな恋人たち」のヴォーカルでも有名ですね。
The Crusaders with Bill Withers - Soul Shadows