なぜ、クリーニング屋に出すとシミが付いて返ってくるのか? | クリーニング屋が伝える上手なご家庭洗濯のブログ

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大阪羽曳野市恵我之荘 クリーニングビーの代表壁下がご家庭での上手な洗濯の仕方を伝えます。すこしマニアックかもしれないけど絶対損はしないブログ でもたまに楽しいブログも書きます(笑)

 
なぜ、クリーニング屋に出すと汚れが付いて返ってくるのか??


こんにちは、クリーニングビーの壁下です。
せっかくクリーニング屋で洗ったのに、汚れがついてきた
ということはないでしょうか??

当店でもそういった事例は何度かございます。

クリーニング屋視点ではすぐに原因は分かりました。
シミの原因は『時間の経過』 
そのことを、詳しく書きます。

無かった汚れが付いてきた。
そんなことが内容に僕たちはクリーニング工場を整理整頓しています。
それでも、1年に数回ですがお客様に言われる『無かった汚れがある』という
お言葉。

ほとんどが、『薄い茶色の輪を書いたようなシミ』
なんです。

このシミの正体は何かが付着して、その何かが酸化したシミ
なんです。

その何かとは? 汗・ジュース・お酒がほとんどです。
一番多い原因がなので汗で説明します。


このような白いジャケットに汗が付着したら…
すぐに『汗が付いた』なんてわかりません。

汗は無色であり、乾くとほとんど無臭になります。
着用されてすぐにクリーニングに出した。としても
僕たちは普通のドライクリーニングをお客様に提供します。

簡単に説明すると
ドライクリーニングとは油でクリーニングします。
人間からでる汚れの汗は油でクリーニングしても
汗を分解して汚れを落とすことはできないんです。

だから僕たちクリーニング屋は夏から
秋(夏服をクリーニングする時期)になるとダブルクリーニングや、
水洗いクリーニングというメニューのキャンペーンを
始めます。

水洗いクリーニングすると、汗の汚れがほとんど落ちるので
心配がないのですが、実際は汚れているけど、見た目はキレイな洋服などは
キレイな洋服ですので、僕たちクリーニング屋も少し高い水洗いクリーニングは
オススメすることはありません。

水洗いクリーニングには汗を取るメリットが高いですが、
メーカー指定の洗濯方法とは異なるため型崩れがすることがあります。
お洋服に一番合うクリーニングするのが僕たちクリーニング店ですが、
目に見えない汚れの存在までは見えないというのが実際です。

目に見えない汚れが衣類に残った場合
クリーニング屋さんでクリーニングしてから数ヵ月後に
茶色のシミに生地の表面になって現れることがあります。

なぜ茶色なのか??
汗やジュースやお酒の成分が長い時間をかけて酸化すると茶色く変色
することがわかっています。
酸化することをわかりやすく言うと、空気中の酸素に触れることによって
変化すること。

りんごの酸化


りんごを包丁で切って、サランラップを掛けずに卓上に置いておくと
かならず写真のように茶色に変色していきます。
これが酸化。

同じことが洋服で起こっています。
汗が酸化して茶色になる
ジュースが酸化して茶色になる
そういったことが起こります。


だから原因は『見えない汚れ』と『時間』

確かにクリーニング屋に出すときには茶色のシミは無かったでしょう。
クリーニング屋さんも気付かなかった。
気づいていたらシミ抜きの箇所をチェックするはず。

クリーニング以前にもクリーニング後にも無かった汚れが、
部屋にハンガーに掛けてあっただけで出てくる汚れの正体なんです。


対処方法としては


・衣類はできるだけ水洗いする (多少アップチャージは掛かります)
 特に白色の洋服は水洗いすることによって白さを保ちます
・汚れたところをできるだけ覚えておく
 クリーニング屋さんで『いつごろ』『何が着いたのか?』
 をしっかりカウンターで伝える。
 この伝える行為でカウンターの店員さんがオススメするコース
 でクリーニングすることが絶対オススメです。


仮に、シミが出てきてしまったら…

もう一回、クリーニング屋さんに事情を説明しましょう。
多分、再洗いでクリーニングしてくれます。が、変色しているので
有料染み抜きになる可能性は高いです。



その洋服はまだ着用したいのか?

もしそう思うなら、少々高くてもクリーニング屋さんに
出してくださいね。
お客様のご近所のクリーニング店で十分ですから。







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