ブログを書くのも久しぶりになってしまった。

沖縄から埼玉へ戻り、父が亡くなってから、もう一年が過ぎようとしている。

あっという間に時間が過ぎる。

この間にも、たくさんのことがあり、たくさんの人たちと出会った。

そして、たくさんの人が過ぎ去っていく。

これからも、そうだろう。

その中で、自分がどう生きるのか。それだけが大切だ。

 

昨日から、山の作業道作りのレジェンドである橋本先生の講座だった。

山での踏査から始まり、先生の立ち居振る舞い、表情、ちょっとした一言に先生の虜になっていった。

 

今日、懇親会で、先生の近くでお話しする機会を得た。

全くのど素人の私にも、気さくにお話をしてくださった。

その時間に、本当に驚きと感動が起きた。

 

先生は、先生の師匠である大橋先生から「林業は2割、残りは人間性だ」と林業に対して教わったという。

その時は、よくわからなかったが、妙に心に残った。

 

その後も色々なお話を聞かせてくださっていたが、ある参加者の人が私に向かって

「あなたは、そうやって穏やかそうにして人に好かれるが、いざ人が寄ってくると寄せ付けない」

みたいなことを言った。

 

お前に何がわかるねん!とちょっと頭に来てしまい、言い返してしまった。

それを見られていた先生が、そっと私に

 

「あのな、あんたは、それを修行にしたらいい。四耐不四訣という言葉がある。特に、あんたは怒ってはいかん。何を言われても、そうかそうかとにっこりしてるんじゃ。それが修行じゃ。」

 

びっくりした。

先生に、私の何が見えたのかわからないが、全部見透かされているような驚きと、安心感みたいなものと、穏やかな視線から伝わってくる厳しさを伴った優しさに、言葉を失ってしまった。

 

それからも、その参加者の方が自分にいろいろ話をしてくれたが、とにかくまっすぐ聞いてみることにした。

すると、自分の気持ちなんていい加減なもので、全く違う見え方になった。

同時に、自分勝手な、幼い自分に気がつくことができた。

相手に、感謝の気持ちが生まれた。

 

その人と、私は、全く違う人間であり、人生なのだ。

全く関係のない人同士なのだ。

それが、今、一緒にいて、自分に向かってくれているのだ。

 

これができないようでは、自分の本当の願いに開いていくことなんて、夢のまた夢の夢。

聞けないのは、自分の弱さを見たくないからだ。

 

そして、それは自分を偽ることに繋がっている。

気が逸れる。

 

小さなことから。

自分の本当を生きたい。

好きな人に好きな気持ちを表現したい。

その不器用さも、そのままに。

 

そうだ。

頭に来たその人が言っていた通りだ。

自分の気持ちに引いてしまっている。

図星だから、頭に来たのだ。

 

対人援助職者として、仕事をしてきたが

自然を相手に仕事をしてきた大先輩から、こんな関係性の極意を聞けることが不思議な気がした。

専門職として知識から学ぶことの浅さを実感するとともに、自分にもある生命としての自然に対して

深い畏敬の気持ちと、人生への希望をいただきました。

 

ありがとうございました。

 

まだ明日もあるけど。