週初めに北部へ波乗りへ行ってきた。
そこで友人の一人が大怪我をした。
私は準備に手間取って
一人で遅れて海に向かった。
道路から海までは山道を下る。
やっと海に出ると海から声がする。
自分を読んでいる声だ。
しかし、なんと言っているかわからない。
大声で「なんて〜?」と聞き返すが
届かない様子だった。
私は、良い波だから早く来いと
そう言っているのかと思ってしまった。
しばらくしていると岸側に二人向かってきている。
ここらで、「もしや?」と思ったが、、。
近づくと、一人の顔面が真っ赤だ。
ただ事ではない。
怪我の詳細は省くがひと目見て大怪我だとわかる。
私を呼んだのは、女性だった。
怪我をした友人を気遣いながら
落ち着かせながら、Tシャツで血止めをして
崖を上に上がる。
途中途中休みながら登るが
かなりの急坂だ。
出血があり、ポタポタと垂れる。
意識ははっきりしていたので
なんとか上まで登りきれた。
すれ違うサーファーが心配そうに見守る。
別の友人も上がってきて
病院の手配などしだす。
こんなことがあった。
色なんなことを思ったし、ショックもあった。
自分を呼ぶ女性の声に、咄嗟に反応できなかった。
反応できなかった、のだ。
今回は怪我をした人が動けたから良かったが
別の場面だったらどうだったか。
思い込みをあてはめて
現実をみていることが
今回まざまざと見えた。
しっかり観て
しっかり聴いて
相手に正面から向かい合って
いないのだ。
やってみるつもりだった。
私の職業には致命的になることだ。