GW10連休だ。
埼玉の実家へ帰省している。
今日は、近くの山へ両親と登った。
父は78歳だ。母も76歳になる。
この数字を考えると、胸が苦しくなる。
本当に、一緒に過ごせる時間は少ないと思うからだ。
それなのに、中々変わらない自分がいるからだ。
どう変わりたいのか。
どう人生を進みたいのか。
昨日43歳になったおっさんだ。
おっさんも、そんなには時間はない。
令和1日目。
早速スーパーのレジの女の子にキレた。
母と買い物に行った。
愛想がない子だ、とは思った。
最近のレジはまた新しいタイプになった。
支払いのみ、客がやるスタイルだ。
確かに、そのほうが早そうだ。
沖縄でも見かける。
商品をレジに女の子が通す。
「支払いは~番で」とか言った。
すでに、ムカついていた。
誰にも言っていない上に聞こえない。
「なんて?」
と聞き返すと、めんどくさそうにこちらを見た。
「3番です」
ああ、支払い台の上に番号がふってある。
混んだときは、客をどんどん裁くのだろう。
支払いを終えて、商品を詰める台に移動させた。
店員の顔を見ると、向こうも私の視線に気づいた。
気まずそうにするのかと思ってしまった。
詳細はどうでもいいか。
ともかくこのあとだ。
お前の態度は気分が悪い、と言って店長を呼ばせた。
言っても怒鳴っても響いてはいない様子だ。
どうでもいい。
恥ずかしい。
抑えの効かないただの阿呆だ。
ガキ丸出しだ。
相手の子を考えても、なにか伝わっただろうか。
怖いだろう、単純に。
どうでもいい。どうでもいいのだ。
どう生きていきたいか。
怒ったことも、反省もいらない。
霊体が立ち上がって乗っ取られただけだ。
今回学びがあった。
それがはっきり自覚できたことだ。
両親に、それを無理強いしてきたのだ。
両親に、甘え続けているのだ。
親は、死ぬ。
それは、確実にくる。
私も同じだ。
しかし、それ以上に実感が伴ってきた。
私が変わるしかない。
私を横において、明け渡すときだ。
親であっても他人の人生だ。
尊重されるべき他人の人生だ。
山に登って親父が言った。
「ありがたい」
有り難い。
そう、有り難いことなのだ。
山の香りに包まれて
雨に打たれながら
二度とこない今日を過ごせたのだ。
それだけだ。
だれを相手でも、今日の態度を二度ととるまい。
自分を、二度と明け渡すまい。