うるう年だ。
明後日は、父の命日。もう一年が過ぎる。
職場の人がお墓参りに来てくださるというので
一緒に一周忌へ参列願った。
越生の町は、梅が満開。
春は、もうすぐそこに来ている。
繰り返す季節。
だが同じ時は二度と来ない。
人生も後半に差し掛かり
ここのところ、もう取り返しがつかないことにばかり
目が向いてしまう。
考えても仕方がないことばかりが頭に浮かぶ。
暇なんだな。
母との生活も、毎日小言を言ってしまう。
そればかりか、怒りをぶつけてしまうことも変わらない。
考えても仕方がないのだが、自分の心が窮屈だ。
沖縄の生活が幻想のように感じる。
親元に帰った自分は、幼い頃から何一つ変わっていないのではないか。
そして、父が亡くなって、大きな何かが変わってしまった。
人のせい。
世間のせい。
何かのせい。
ダサいなぁ。
だけど、これが本当の姿だったんだなぁ。
心が苦しくて、窮屈だ。