母とお別れした日 | 働く大人女性が上機嫌で幸せに過ごす方法 今蔵ゆかり

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2月11日は、母の命日。
  
中学3年の受験生の私。
この日の朝、最後の模試を受けるため、近所のKちゃんと一緒に会場に行く約束をしていました。 
  
でかける準備をしていたところに、家の電話が鳴りました。
  
母が入院している病院からでした。
電話をとったのは確か父。
   
父が私と兄に、どんな言葉を発したかは記憶にありませんが、とにかく今すぐ急いで母の元へ行かなければ。

 約束していたKちゃんに「ごめん、一緒にいけなくなった」と謝った。
電話をかけたか、家までいったか、それも記憶にありません。
  
その日の朝。
母は、どこか遠くにいってしまった。
   
それから数ヶ月、家族がどうやって過ごしてきたのかも、ほとんど記憶にないんですよね。

もっと、話ておけばよかった。
もっと、親孝行すればよかった。
もっと、優しい言葉をかけていれば、よかった。
もっと、もっと。

ですが、ある方にこんな話を聞いて気持ちが楽になったんです。
 
【どんなに話ていたとしても、どんなに、親孝行していても、どんなに、優しい言葉をかけていたとしても、もっと、もっと、と誰もが思うんだよ。】
 
もし、愛する方を亡くされて、私と同じように後悔されている方。
そんな方の気持ちが少しでも楽になるといいなぁ。
 



願いがかなうなら
 
会いたいなぁ。
話ししたいなぁ。
ケンカしたいなぁ。
叱ってほしいなぁ。
一緒に笑いたいなぁ。
一緒に買い物したいなぁ。
たまには、夢にでてきて下さい。
 
おしまい