●信頼されるリーダーになる秘訣とは
今蔵ゆかりです。
信頼されるリーダーに欠かせないのは
【安心感】です。
安心感を与える人は、行動も感情も安定しているので、相手に信頼されるのです。
あの人、今日はどうだろう?
機嫌はいいだろうか?
いつものように、遅刻するのでは?
相手をヒヤヒヤ、ヤキモキさせることはありません。
以前、上司から教わりました。
「いいか、どんなに忙しくても、慌てていたとしても、決してその姿を見せてはいけないぞ」
「チームの部下やお客様の前では、特に気をつけなさい」
「水面下では足をバタバタさせていても、顔は涼やかにするんだ」
私のアタマの中に???マークが浮かびました。
なぜなら
以前、この”ま逆”を好む上司の元で仕事をしたことがあったからです。
その上司は、”一生懸命わかりやすく頑張っている姿”を美徳とし
それを評価していたからです。
「あいつはすごく頑張っている!仕事ができるやつだ」
「お前もっと熱くなれないのか?」
私は、影でさりげなく仕事をすすめることが得意でしたので、常に報われない気分でいました。
それが、別の上司の教えは
「どんなに忙しくしても余裕をただよわせる」
ですからね。
???マークも飛び交うはずです。
さて、この真逆な価値観。
人間ですから、好みもあるでしょう。
前者は、すかしてると感じる
後者の方が、人間味を感じる、かもしれません。
あなたなら、どう捉えますか?
若かりし頃だと、混乱していましたが、
今ならこの両者の違いがわかります。
どちらが、品格あるリーダーでしょうか?
前者は、相手の立場・感情を配慮した振る舞い
後者は、自分へ向いた満足感
完全に前者の上司をリスペクト!です。
これにまつわるエピソードを拙著に書いています。
P160~165です。
お手元にある方は、どれどれと、再度読みかえしてみて下さい。
どちらがあなたには、スッと心に響くか?感じてみると自分がわかってきますよ。