今回はドケルバン症候群の改善に関しての報告です。
1年ほど前の出産後1ヶ月を過ぎたあたりから、右親指の付け根に痛みが出て、家事育児に支障が出てしまっていた30代前半の女性のクライアントの症例です。
発症当時整形外科に通院し、ステロイド注射を2回打ち手首の固定をして過ごしていましたが、全く改善しなかったため、サポーターをしながら誤魔化し誤魔化し一年ほど我慢をし続けていたそうです。打つ治療を受けたそうです。
ドケルバン腱鞘炎の検査であるフィンケルシュタインテストも陽性で、腱鞘炎である事は間違いありませんでした。
当院独自の検査とフィシオエナジェティック®で検査すると、主原因となっている部位は左の足首外側の靭帯(足首の捻挫の痕)次いで右膝の前十字靭帯でした。
それらに対して治療を行うと、その時点で手首の痛みは本人の体感上7割は取れていました。
あとは右肘と手首の矯正を軽くすると9割方の痛みは解消出来ました。
次の来院時でも、前回の終了時と痛みは同じ程度だったので、同じく下半身の検査と治療後、局所の治療を行うと痛みはゼロになりました。
腱鞘炎の治療にステロイド注射って、個人的には本当に必要ないと思います(オペもですけど)。
そんな治療をする前に、他に対応出来ることがないか探してみてくださいね。
※当院で行っている検査は、キネシオロジーと言う代替療法による検査になります。医学的な検査ではない事を承知の上、ご来院ください。