何かしらの症状が出た時は、なるべく上流にある原因に対してアプローチしていくのがホリスティックな考えに基づく施術です。
私がフィシオエナジェティックという療法に出会い、毎年セミナーを受け、ウィーンにまで行ってきた理由はそういうところにあります。
今回の女の子は2週間も発疹で日々かゆがる生活を送っており、医師の診断でステロイドを処方されて、指示通り塗布する治療を行ったにもかかわらず、良くならなかったというクライアント様です。
(もちろんステロイド治療が必要な場合もあります。使用すべき時には使用する必要があります)
元々お母さんが当院に通われていて、娘さんの症状に関してご相談を受けたため、お母さんの体を使った代理テストという方法を使って、娘さんの体について観ていきました。
結果としては、乳糖に対する不耐性による症状でした。
結果に基づき乳製品の摂取を取りやめていただいたところ、2日もするとすっかり良くなったと連絡を受けました。(以下がその写真になります。掲載許可をいただきありがとうございます)
今回の場合、症状における上流の問題は乳糖が体に負担となっていることでした。こういう場合、ステロイドで症状だけ消すようなことを行っていると、後々よりひどい症状を引き起こしていくことになります。
特段サプリメントなどを取ることなく(1歳ですからね)、食事に気を付けるだけで症状の改善がみられるのであれば、それが一番良いのではないでしょうか?
こういうことがわかるところが、私がフィシオエナジェティックを好きで追及している理由になります。