先日の刷り込みの次は
ブラウン運動
浮遊する微粒子が不規則に運動する現象。
お姉ちゃんがまだ保育園の頃、子供がたくさん走り回っている園庭を眺めていて、ふと、
あぁ…ブラウン運動だ
と思ったのです。
うわ〜〜っと闇雲に走り回り、ぶつかると(実際にはぶつかっていませんが)、別方向へまた走っていく。
小学生になると、校庭は広いし、小塊になり目的を持って動くのでブラウン運動じゃないのです。
あぁ、誰かに言いたい、
誰かと、
「ブラウン運動ですね」
「おぉ、確かにブラウン運動っぽいですね」
としみじみ会話をしたい、
と思っていました。
とはいえ、いきなり話しかけて、変な人認定は避けたい。
少し考え、こちらをメルカリで入手しました。
キムワイプのレジャーシート
*キムワイプ… 実験室にある、毛羽立ちの少ないティッシュペーパー様の紙。実験器具や精密機器を拭く際に使用する他、様々な用途がある。
これに反応する人なら、いきなりブラウン運動と言われてもドン引きはしないだろう、と考え、親子遠足や運動会で何度も使ったのですが、結局誰のアンテナにも引っかからずに保育園時代は終わりました
つまり、ブラウン運動の話もできず仕舞い。
私は文系か理系かと聞かれたら多分理系なのですが、数学も物理もできないため烏滸がましくて自ら理系とは言えない、そんな感じです。
それなのに、以前、顔見知りのママさんに仕事内容を聞かれた時、
「え〜!すごい✨リケジョだ〜!」
とキラキラした目で何度も言われ、恥ずかしいやら申し訳ないやらで逃げ出したくなりました。
なので、中学の頃、理科図説のコロイドのページにチンダル現象という面白い名前の現象と共にあったから、という理由で記憶に残っただけのブラウン運動を口にして、リケジョ✨なんて言われた日には…と誰にも言えませんでした。
逆に、ブラウン運動の式の話などを展開されても逃げるしかないです。。