子どもの意思を尊重していますか?
という問いかけなのは分かるけれど、受験に対する負の感情をそこはかとなく感じてもやっとする、という話を夫にしました。
すると、夫。
「父さんが行けなかった甲子園にお前なら行ける!」と期待され、野球の練習に向かう少年。
途中、青いバッグを背負った子たちが入っていく建物が…。
覗き込んでいると、先生が出てきて、
「問題、解いてくか?」と声をかける。
「うん!!」と少年。
少年が目を輝かせながら先生と勉強するシーンで終わり。
「こういうのもあればいいのにね〜。」
と新CM を提案💡
青いバッグって![]()
「問題解いてくか」って![]()
笑ったら小さなもやっ
は見事に消えました。
もやもやを吐き出した先日の①〜③も、読んでいただき、コメントやメッセージで共感していただいたり、励ましていただいたりしたことで、一人でずっと悶々としてきたけれど、どうにかなるかも!なんとかなるかも!少しずつだけど変えられるかも!と思えました。ありがとうございましたm(_ _)m
ありがたいな〜とじーんとし、思い出した(…思い出してばかり)茨木のり子さんの詩。
知命
茨木のり子
他のひとがやってきて
この小包の紐 どうしたら
ほどけるかしらと言う
他のひとがやってきては
こんがらかった糸の束
なんとかしてよ と言う
鋏で切れいと進言するが
肯(がえん)じない
仕方なく手伝う もそもそと
生きてるよしみに
こういうのが生きてるってことの
おおよそか それにしてもあんまりな
まきこまれ
ふりまわされ
くたびれはてて
ある日 卒然と悟らされる
もしかしたら たぶんそう
沢山のやさしい手が添えられたのだ
一人で処理してきたと思っている
わたくしの幾つかの結節点にも
今日までそれと気づかせぬほどのさりげなさで
色々な人の助け、支え、気遣いのおかげで今があり、これからもきっとそうなのだと思います。
頼る気満々![]()
逆に頼られてもうれしい。
20代そこそこの時「ししゅう」と聞いて頭に浮かんだのが「死臭」でした。自分で自分にがっかりしましたが、50に近づき、ようやく少し詩が身近になった気がします。

