思い出の絵本の話です。
といっても、いい思い出ではないです😅
子どもに語彙が大事、というネットの記事を読み、ふと思い出しました。
約40年前、まだ幼稚園に通っていた頃、母に読め読めと言われ続け、とても嫌だった赤と黄色の格子柄のくまの子の絵本…。
「くま 語彙 絵本」で検索したら出てきました。
これこれ👇!
見覚えのある方、いらっしゃいませんか?
子どもの頃、常にこの絵本が近くにあった気がします。分かりやすいストーリーがあるわけでもなく、絵と言葉の本。母がめっちゃ推してきましたが、私は一人で読む(眺める?)気にはなりませんでした。久しぶりに目にして、思わず、うえぇ〜と声が出てしまうくらい…。
でも、今になって気づいたのですが、かこさとしさん作品

ということは、いたるところに小さなストーリーが描き込まれていて今なら面白いかも。
あれ?ここでくまちゃん何してるのかな?
くまちゃんのお父さん、何持ってるのかな?
あ!ここに〇〇が!!
とか親子でおしゃべりしながら読むのが正解だったのでしょう。
良書のはずなのに〜
もっともっとだもん
そしてこれも私の母の推し本。
お弁当ももっともっと大きく、
ジャンプももっともっと高く、
雪だるまももっともっと大きく、
お友達よりもっともっと!
と頑張るねずみの話です。
なんでも張り合ってくるねずみにお友達のくまさんたちが明らかに困惑しているし、ねずみが欲張りに思えて好きではなかったのですが、母がこれを読み聞かせては、
「ゆーもこのねずみさんみたいにもっともっとと頑張る気持ちを持て」
というようなことを言っていた覚えがあります。
母が教育熱心だったのか、
私がぽや〜んとしすぎてたのか。
その両方か。
もう一回最後まで読めばいいお話なのかもしれません💦
子供の頃、母にもっともっとと言われてげんなりした気持ちを思い出し、気をつけよう…と思いました