長女がスマホを持つようになって1年ちょっとたちました。初めの頃は心配になるほど放置だったのですが、徐々にスマホが手放せなくなってきたので、満を辞しての「スマホ脳」です指差し


娘たちに「この本面白かったよ〜」とおすすめすることはあっても、読む読まないは各自の自由としてきましたが、今回だけは、長女に「スマホ脳」を読むべし、と母権限で強制しました。


人間の進化の話

故にスマホから得られる刺激からは逃れがたい


という話(違う…?)を読んだからといってすぐスマホから離れられるとは思いませんが、スマホがどのように脳に作用するかを知っているのと知らないのとでは、少しずつでも差が出るのではないか、と淡く期待しています。



昨年、私も初めて「スマホ脳」を読んだのですが、読んでいて、リチャード・ドーキンスの「利己的な遺伝子」を思い出しました。



この本に出会ったのは高校生の時です。

憧れのお兄さん的な知り合いに竹内久美子さんの「そんなバカな!」とセットですすめられ、難しいのに背伸びをして読んだのですが、


「生物は遺伝子によって利用される

"乗り物"に過ぎない」


という衝撃的な説に、ぐるんと世界が変わったように感じたのを覚えています。


竹内久美子さんの本も面白かった泣き笑い




こういう世界ぐるんのきっかけって、どこで出会うか分からないんですよね。


「利己的な遺伝子」を渡されたのが親からだったら、私は絶対読まなかったと思います。


なので、親としては、長女にはファンタジーとミステリーだけでなく異ジャンルの本を、そしてできれば少し背伸びをした本を読んでほしいな〜と思うのですが、こればっかりは親が読めと薦めても無理だと諦めています。(今回は必要だと思ったからスマホ脳を読んでもらったけれど…)


大好きな先生、憧れの先輩、友達の影響からの出会いを期待するしかないんだろうな〜


長女も次女も、そんな出会いを手繰り寄せられるのかしら…出会ったとしてそれに気付けるのか?


どんな世界ぐるんと出会うのかしら飛び出すハート


と、心配半分、ワクワク半分です。