うろ覚えですが、昨日のPodcastは、爆弾を作製した工場の作業員の孫が語る、という設定で話が進んでいたと思います。


物語の中心はレオ・シラードですが、爆弾を作るにあたっては、工場があり、その工場を建てた人、作っているものが何かを知らされていたかどうかも分からない作業員、その家族、得体の知れない工場の周りに住む住民、できたものを運んだ人…考え出すときりがないほど無数の人の存在を感じます。


歴史も然り。


歴史上の出来事、人物と同じ時代にいたであろう、無数の人の存在に思いを馳せては、収拾がつかなくなってすぐやめます😅


ドラマの合戦シーンで、画面の端っこで馬に蹴散らされている足軽を見て、名の残らない武将や足軽が無数にいて、更にそれぞれに家族がいて、合戦の地になってしまった場所近辺が生活の場であったろう人もいて…と考えます。自分がその世界にいたとしたら、後世に残る歴史的大事件が起こったことも知らないで、そこから遠く離れた日本のどこかでせっせと大根か何か作ってたりするのかな〜とか。


世界の中の自分、はとてつもなく小さい。

歴史の中の自分、はもう0に等しいのではないかというくらい。倍率でいうとウィルスでさえ巨大なくらい。

そんな無数の一人一人の積み重ねで今があり、これからも時間は流れていくんだろうな…


とつらつらとしょうもないことを考えてます。