私が中高の時、授業の前後で見える世界が変わったように感じたことが数回ありました。
そんな授業の一つが、世界史の
「イスラム教側から見た十字軍」
子供の頃から慣れ親しんだ「世界の歴史」や教科書にはなかった視点に衝撃を受けました。
本郷和人先生の本を読んでいると、そのことを思い出します。
だから拙者は負けました
〜はじめにより
歴史の勉強で注目されるのは、いつも戦いに勝った人ばかり。だけど、負けた人にだって言い分はあります。そこに注目すると、もっと歴史は面白くなる!
本当にそれ
視点を変えるだけで、何回でも、如何様にも楽しめます。
からの
長谷川ヨシテルさん✨
あの方を斬ったの…それがしです
〜日本史の実行犯〜
こちらはまだ私は読んでいませんが、目次を見る限り、知らない名前ばかりでした。次女は、本棚から別の本を取り出してきては、ここに一瞬出てきた人だ!などと確認しつつ読んでいました。めちゃくちゃ面白かったそうです。
ポンコツ武将列伝
〜まえがきより
立派な人物というようなイメージが強い戦国武将たちも例外ではなく、実は現代人の私たちと同様に"ポンコツ"な逸話が多く残されているのです!
こちらは織田信雄、徳川秀忠、伊達政宗、服部半蔵など、有名な人物が多めです。小田氏治、堀尾忠氏、兵主源六などは知りませんでした。ですが、ポンコツエピソードを交えた簡単な伝記のように一人一人の生涯がしっかり書かれており、楽しく読めました。勉強にもなりました。
例:小田氏治→八田知家(鎌倉殿のマッチョ八田様がこんな所に
)を祖に持つ名家。九回(⁉️)も居城を落とされたものの、戦場で命を落とすことなく戦乱を生き抜いた武将。この章には、上杉謙信、北条氏康なども出てきます。小田原攻めの混乱に乗じて…など、その時代の流れなども分かり、本当に面白いです。






