点数は、例年の合格最低点にあと2、3問分届かないくらいでした。
私も、長女も、ダメだっだ…と思いました。
長女は動かなくなり、無音で泣いていました。
癇癪でもなく、号泣でもなく、しくしくでもなく、無音で泣く長女の姿には、夫も私もひどくこたえました。。
様子を見ていましたが、動く気配がないので、そばに行き、ぎゅっとしました。抵抗されるかと思いきや、ふぇ〜、と泣き出し、そのまま赤ちゃんの時のように抱きかかえてトントンさせてくれました。(今思うとかわいい…久しぶりのあの感じでした)
しばらくして泣き止むと、「お腹すいた」と立ち上がり、そこからテンション低いながらも通常モードに戻りました。
埼玉入試の一校目・二校目は、
国語100点…50分
算数100点…50分
社会50点・理科50点…50分
と、社会と理科の時間配分が難しそうでした。
過去問では、社会20分、理科30分の時間配分で練習していたのに、本番では社会で手間取って気づいたら25分過ぎていて焦ってしまった、というのが長女の振り返りでした。
私は、
前泊していたら…、
余裕を持って起こしていたら…、
電車の中で「出ないよね〜」と思って飛ばした時事ネタをさらっとでも口にしていれば…、最後にしっかり手を握って送り出せていたら…、と、たらればに終始していました。
いや。普通に考えれば、
実力不足、方略失敗なのですが、
あとほんの少しだったら、
私の念で変わったのではないかな〜と
考えてしまったのです。
ですが、突然思い出しました。
自分が大学受験の際、
第一志望に落ちたことを。
その結果、今があることを。
落ちたことなんて忘れていたくらい
どうでもよくなっていたことを。
気づいた途端に一気に気分が晴れました。
そうだった、どの道に行っても、そこでこつこつ頑張って、小さな喜びをたくさん見つけて過ごせれば幸せなんだからなんの問題もない!
と。
私はこの気付きがうれしくなってしまって、
「ママが落ちたから、今、〇〇(長女)と◎◎(次女)がいるんだよ♡よかったでしょ〜」
と自らの受験失敗を自慢しまくり、夫と長女に失笑されました…。
素直に「うん」と答える次女もまたたまらない