5年の秋は、算数で割合と比があり、社会は歴史に入るので勝負所になると聞いていました。


 我が家の感覚としては、夏までは慣れるのに必死、秋からはついていくのに必死、で、結局5年生はずっと大変でした。


 一番辛そうだったのは、算数の応用力アップ講座という3コマ目の授業でした。とにかく難しく、お手上げでした。単元ごとに、一行題のような問題が1ページ、応用問題が数ページ、というような構成だったように思います。(違っていたらすみません。)一行題は解けるのですが、その後の応用問題が難しいのです。

 本人曰く、「分からないから、早く終わらないかな〜って時計の針見てた。」と。


 そして、家では、


授業でできなかった問題を解こうとしても無理

機嫌が悪くなる

いつまで経っても終わらない

→さらに機嫌が悪くなる


 難関校を目指しているわけではないのに、なぜこんな難しい問題が必要なのか、これに割いている時間を基礎固めにあてたい、と毎週思っていました。

 結局、例の癇癪の発生を回避したいという気持ちがだんだん強くなり、「応用力アップの見直し、した?」と声かけもしなくなり、授業を受けるだけになりました。


 今振り返って、この講座のいいところを探すとしたら、とっっても難しい問題に触れる経験、でしょうか。そして、たまにあっているとうれしい。

 今なら解けるのかな。捨てるんじゃなかった〜。