染色体検査を受けることに対して迷いはありませんでした。
発達がゆっくりな原因を知りたいという気持ちの方が強かったから
医療センターの発達外来で療育センターの紹介状を書いてもらっていたのですが、運良く空きがあり、結果が出る3ヶ月の間に受診する事ができました。
ほのちゃんのちょっと甲高い声を聞いて「この声の出し方、もしかしたら基礎疾患があるかもね〜」と小児科の先生からお話がありました。
検査結果を聞いた時、療育センターの小児科の先生が言っていた事は当たってたんだと
今も定期的に同じ先生の診察を受けながらPTとOTに通っているのですが、いつもとてもあたたかい言葉掛けをしてくれる先生で信頼できる先生方に診てもらえている事もとても心強く有難いなと
そして1歳8ヶ月の時に検査結果が出ました。
15番染色体長腕近位部部分トリソミーでした。
結果を聞いて、発達がゆっくりなのは染色体異常だったからなんだと原因がわかり、なんだか気持ちが軽くなって心もスッキリでした
この先の不安や心配ももちろんあったけど、ほのちゃんはほのちゃんのペースで成長してくれればいい
ほのちゃんがたくさんの笑顔でのびのび成長できるように私たち家族は全力でサポートしようと家族みんなで気持ちが一つになりました
あとがき
ほのちゃんには6歳離れたお姉ちゃんがいます。
お姉ちゃんを出産後流産を繰り返していました。
心拍確認前の流産でした。
流産の原因はほとんどが胎児の染色体異常。
受精卵の段階で流産の運命が決まっているそうです。
ほのちゃんの染色体異常がわかって、
流産を繰り返していた原因も染色体異常があって
生まれてくることができなかったのかもしれないと。
ほのちゃんは染色体異常があっても
命あって生まれてきてくれた。
それってとっても奇跡で
すごく生きる力を持っている子なんだって
ほのちゃんのパワーに感動しました
今は誰もが経験できるわけではない
稀な子育てをさせてくれて
ありがとうの気持ちでいっぱいです
毎日沢山の笑顔を見せてくれて
家族を明るくしてくれる
そんなほのちゃんは
4月で3歳になりました