郵便局のアルバイトを休むようになってから、ずっと家で寝込んでいるしかできなかった。

起き上がれないほどの吐き気とめまいに襲われていたのだ。


親「大丈夫?本当に風邪なの?」


私「何言ってんの、風邪だよあせる


親「病院行きなさいよDASH!


両親は寝たきりの私を心配してくれる。

一週間以上寝たきりになっているのだから当たり前だ汗

でも病院には行きたくない…。

薬を飲んだり点滴をしたりしたら、赤ちゃんに害が及ぶかもしれない。

それに病院は家族全員がお世話になっているところ、何かの拍子で家族にバレるのが嫌だったのだ。


親「まだ病院行ってないの!?早く行きなさい!!


しぶっていた私だが、行かなければ怪しまれてしまう。

仕方なく病院へ向かった。


病院では正直に話して害のない点滴をしてもらった。

先生は「親御さんには言ったの?」と聞いてきたが、苦笑いをした私を見て察してくれたようだった。


看護婦「親は何だかんだ言っても最後は喜ぶものよ」


私「はぁ…」


看護婦さんは背中を押すような言葉をくれる。

でも私はまだ15歳で相手は龍だ。

喜んでくれるはずはない。絶対にない。


点滴を受けるとあんなに悪かった体調が少し和らいだ。

医者も薬薬を出すこともなかった。



その日から寝込むことは辞めることにした。

病院に行ってもいつまでも寝込んでいたらそれこそ怪しまれてしまう。


つわりは辛いもののなんとか気力でカバーした。

人間やれば何でもできるものだ汗

でもいつまでもこのままではいけない…しょぼん



龍は何度か電話をしてきてくれていた。

ちゃんと向き合おう…どうするか話し合おう。

ベッドに横たわりながら携帯電話を握りしめた。

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