今日は少し、短めに。
「陰」もあれば、「陽」もある。
そんな言葉を聞いたことがあるかもしれません。
これは「ネガティブ」と「ポジティブ」、
「表」と「裏」、
「光」と「影」、
なんて言い方は様々あるけど、
ある要素「単体」だけでは存在し得なくて、
必ずその裏側には対となる正反対の要素があって、
その2両面で1つ、ということを表しているんですね。
つまり、
「ネガティブがあるからボジティブがある」
という考えは、
半分あっているんだけどあっていなくて、
「時間軸」によってボジティブ、ネガティブがあるのでなく、
今この瞬間、同質で同量のポジティブとネガティブが存在している、
というのが本当なのです。
だから、一見ネガディブに見える出来事も、
時間を経て、ポジティブな要素を与えてくれるかもしれないけど、
(あの体験があったから今がある、的なやつ)
それはあくまで1つの側面でなわけで、
本当はネガティブに見える出来事が起きたその瞬間、
同時に同量同質のポジティブも存在している
ということなんですね。
ネガティブと感じたのは、
心のフォルターがそう解釈しただけであって、
本当の本当では、
その出来事が起きた
という事実しかそこには存在していないのです。
目の前の全ては事実でしかなく、
その出来事という事実に対して、
ポジティブに解釈したり、
ネガティブに解釈したりして、
感情という反応が生まれているだけ。
だからこそ、
起きた出来事は無味・無臭なわけであって、
もしあなたが今苦しさを感じているときは、
「解釈がネガティブに偏りすぎてるよ」
と伝えようとしてくれているのかもしれません。
逆に高揚している時こそ、
「ポジティブに偏りすぎてないか?」
といった意識が
バランスをとって進んでいくために必要なことだったりします。
日々の中で、仕事に追われていると、
感情を揺さぶられる出来事がほとんどだけど、
そんな反応する自分を楽しみつつ、
「今、どんな解釈をしてたかな?」
「この出来事を通じで何を気づきたかったかな?」
なんて視野を広げて探してみると、
また違った景色が見えてくると思うのです。
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