私の娘の保育園は、何時からでも登園・お迎えをしていいフリーな環境だ。





専業主婦で朝がノープランな私は、まだ3歳(※通い始めたのは1歳)でまだ学校に行く義務のない娘が、無理して毎日叩き起こされて朝早くから保育園に行く必要はないと思っていたので、


我が家は8時すぎに起きて、爽やかな気分できちんと朝ごはんを食べて、9:30くらいにゆっくり保育園へ通っていた。







もちろん働いていれば叩き起こしてでも連れて行かなければいけない。みんな「やらなければいけない」から、まだ赤ちゃんの我が子を泣く泣く叩き起こして連れていく。




普通、子どもが学校(幼稚園)へ行く義務が発生するのは4歳から。



つまり余裕がある家庭ならば、3歳以下の子をまだ社会へ出す必要はなく、3歳以下の子どもたちもまだまだ好きな時間に起きて、ゆっくり過ごしていいのだ。





来年から幼稚園へ行く娘。


あと一年くらいは時間に縛られずにゆっくり過ごしてほしい。







しかし今朝。





海外は日本と違い、新学期は9月から始まる。今月から新学級へあがった娘だが、新しい先生はハキハキした兵隊のようなしっかりした方だ。




その先生から質問される。




「娘さんが9:30に登園されるのは何か理由があるんですか?」



大きなハッキリした声で刺すように質問される。警察の取り調べのような。



海外でこのように質問されると日本人は弱いのではないだろうか。


私も朝から責められたように質問され、萎縮してしまう。



「え... いつでも来ていいんじゃないでしたっけ?理由はないですが、毎朝ゆったりと余裕を持って過ごしてから、きちんと朝ごはんを食べ、それから来ています。」



日本語ではこのように説明したかったが、突然の攻撃でもっと雑な説明になったと思う。「え、リラックスしてーゆーっくり朝ごはん食べてから来てるよー。」みたいな。


こういう時にちゃんと説明できないのが海外ではもどかしい。


本当は先ほども述べたような「私は働いていないので毎朝余裕がある。まだ赤ちゃんの娘を無理して叩き起こして朝早くから登園させる必要は我が家にはないので、あまり時間に縛らずに娘のペースで動きたいんだ。」というふうにも話したかった。





そして先生から


「娘さんは大切な朝の〇〇タイムやXXゲームを逃しています。これらは教育にとても大事な時間です。娘さんだけが〇〇タイムやXXゲームを知りません。他のご家庭で早くから登園できない人たちはちゃんと理由があります。」と。





これを読んでる皆さんはこれを聞いて納得するのかな?




私は悪いけど... 

どうでもいいと思ってムカついてしまった。笑






まず娘が行ってるのは幼稚園や小学校ではない。ただの赤ちゃん保育園だ。



私の住んでいる国の保育園は月40万円が普通なので、行ってない子もたくさんいる。


たかが30分〜1時間のなんとかタイムで娘の知能が遅れたりするのはあり得ない。


その後は夕方まで友達と遊んだり、歌ったり、絵を描いたり、ご飯を食べたり... そこで学ぶことのほうが多いのではないだろうか。


私は、その程度のことを経験しているだけで今は十分だと思っている。


教育とかなんとかは来年からでいい。






好きな時間に登園していいし、3歳以下の赤ちゃんはまだゆっくり過ごすべきなのに、大多数の一般家庭(※両親が忙しく共働き)のせいでマイノリティのゆったりとした家庭がそれに合わせなければいけないのが納得できない。



もちろん共働きで頑張っている方々は尊敬でしかない。これは別の話だ。




理由もなく、「あなたも忙しい家庭のように赤ちゃんを叩き起こし、忙しい家庭が預ける時間に預けなさい。」ってことがおかしいのだ。


なんで合わせなきゃいけないの?



娘が〇〇タイムをしないことで影響があっても構わないので放っといてほしい。



我が家は好きな時間に登園できる、というのを最大限に活用したマイノリティ家族なのだ。



働かなければならないから預けているのではなく、私のメンタルを支えるために、私(と娘)が苦労しない好きな時間に行き、それから私のひとり時間を持つのが目的。



辛い思いして無理して早く行かなきゃいけないのなら、私のメンタルのなんの助けにもならない。




余裕がある家庭に、「他がやってるから他にならえ。他と同じレベルになれ。」と言うのやめてほしい。



どうせ来年からはみんなと同じくやるんだから、たかが保育園が他人の家庭のやり方を縛るな。





といいつつ、夫は私に賛同しておらず、保育園に賛同しているし、私もチキンの日本人なので明日からは早く行きます。←