20歳以降ってほんと1年が短いよね...
親戚全員にクリプレを贈る文化がある海外だと、またすぐに選ばなきゃいけなくて本当に大変。
特にうちの義家族は、貴族みたいな雰囲気をまとうエレガント一家。
安物のキャラクター靴下などで済む家族ではない。
受け取ってすらもらえない。
あなたはセンスがない・こんなのいらない、とハッキリ言われる。
だからと言って買うのを止めるというのは文化上ありえない。毎回傷つけられ、怒りを抑えなければいけないストレスを回避するために、奮発して1万超えのプレゼントを渡しても、気に入ってもらえなかったりする。
今年はどうしようか。
義両親に服を贈るのはあり得ない。
貴族風な義両親は服装が上等で美しい。
シルクや羊毛、本皮などの美しい代物ばかり。
義母に関しては、70近いのにセクシーなシルクのレースブラとTバックのみで寝ている。寝る前に下着姿の義母に遭遇するのはしょっちゅうだ。笑
すごくこだわりのファッションがある人たちなので、シルクなどの素材の良い服を贈ったとしても、好きなブランドでなかったり好きなデザインでないと受け取ってすらもらえない。
クリスマスって、おもしろいプレゼントや派手なキャラクターのプレゼントを贈って、ゲラゲラ笑い合うのも素敵な時間だと思うのに、
そういうことすら許容しない我が家(義家族)に白い目を向けてしまう。
そして義妹とその事実婚にあるパートナー(※以降旦那さんと呼びます。)へのプレゼント選びも困る。
義妹たちは派手な色の可愛いデザインが好きで、いつも私たち(義妹たち)は両親とは違うと反発している。
しかし義妹たちのいう、派手・可愛いの中にもこだわりが見えて、私が贈る可愛い物は毎回あまり気に入ってもらえていない気がする。
例えば、可愛いと言っても、日本のゆるキャラ・ディズニー・アニメキャラ・カートゥーンキャラ(※スヌーピー、ひつじのショーンetc)などの王道キャラたちは嫌いな感じ。
私が可愛いと思って、ちいかわやたまごっちのグッズをあげても絶対喜ばないだろう。
あと日本人が西洋に夢見て好むような、シルバニアファミリー?世界名作劇場?ジブリ?のようなデザインも好きではないようだ。
ヨーロッパの人たちからすると、そういう柄はおばあちゃんの家みたいでダサいらしい。
義妹は、日本人からするとダサいと感じるような、中国産の無名格安商品にプリントされているシュールなダサいネコやフラミンゴみたいなキャラを可愛いという。幼児の安物の服にプリントされてるような動物。雰囲気伝わるかな?笑
せっかく日本の高品質なキャラグッズをあげようとしても喜ばれないので、あえて近所のデパートに売っている適当な商品を買っている。笑
しかし、義両親のように素材や値段にはこだわるようなので、ヘボいイラストなのに綿100%だったりのキチンとした商品を買っている。毎回、損した気分になる。笑
叔父叔母たちは普通の方たちで、スーパーのビスケットや紅茶でもとても喜んでくれるし、100円のキーホルダーでも可愛い可愛いと感謝してくれる。
なぜ私の両親は、叔父叔母でないのだろう。あなた達の義娘になりたい。
それに私のことも「どんな時でも体に気をつけるのよ?あなたは本当に可愛いわね。いい子!」と母親のように抱擁しキスしてくれる。
思いやり、優しさ、愛情を感じる。
義母はファッションと息子(&孫)のことばかりの貴婦人。
久々に会っても私にだけ、こんにちは&バイバイの挨拶をしてくれない。挨拶にハグ&キスの文化があるのに、してくれないのだ。
それにお別れの時は
「息子〜!孫〜!またね〜!!」と叫び、私の名前は一切呼ばれない。
私は義母へのクリプレを用意するのに、義母から私へのプレゼントはない。
夫と娘にだけ渡している時間はカオスだ。
私は横で何をしていればいいんだろう。
プラス、私の贈ったプレゼントは突き返される。
毎回、義母をぶん殴らない自分を褒めたい。
プレゼントの文句を言うくせに、娘のクリプレは夫が子供の頃に使っていたボロボロの色鉛筆やレゴをご丁寧に包んで渡してくる。
「、、、これ中古だよね?」と気づくものの、義母は「いいでしょ〜、良かったね〜!」としか言わないので、羞恥心や言い訳はないのだろうかと思う。
新品のプレゼントは、100円の猫用のネズミのおもちゃや300円のミニ絵本。
あなたのプレゼントは全然美しくないんですけど?安物だし。
高級志向家族なのに、こういう所は意味不明だ。
私の家に行くプレゼントだから安物なのかな。
とりあえず、まだ9月だがゆっくり時間をかけて美しいものを探していかなければならない。
ちなみに最近娘はビーズでブレスレットを作るのにハマっているので、みんなにおまけで手作りブレスレットを贈るのはどうかと話している。
義母以外はとても喜んでくれるだろう。
義母は乳幼児にすら美しくないと叱る人なので、必ず娘のビーズの色や形に悪口をいうだろうが、私はあなたをのけものにはしない。
ちゃんとあなたにも作って贈る。
なぜなら私はあなたじゃないから。