
FLORA ROOM Artificial Floral Design
フローラルーム・アーティフィシャルフラワー・フローラルデザイン
花装飾作家 中山亜希子
🍃16歳の私は、イギリスで不思議な光景を目にしました。
今から約40年前、高校生の頃にイギリスへ留学していた時のことです。
ある夕方、ホームステイ先の近所で年配の女性たちが次々と外出していくのです。
一体どこへ行くのか尋ねてみると、返ってきた答えは——
「アダルトスクールで絵を描きにいくのよ。」
「私は歴史の学びなおしのために学校へ。」
(☀︎アダルトスクールとは、16歳以上の成人を対象とした生涯学習の場。
趣味の教養から職業訓練まで、イギリスに広く根付いた文化です。)
当時の私は、とても驚きました。
日本ではまだ、「年齢を重ねてから学ぶ」という文化は今ほど身近ではなかったからです。
70代と思われる女性たちが、新しいことを学び、仲間と語り合い、笑顔で教室へ向かう姿。
その光景は、10代の私の心に深く刻まれました。
年齢を重ねても、学び続けること。
感性を育て続けること。人生を楽しみ続けること。
それは、とても美しい生き方だと感じたのです。
今、私が額画®GAKUEを通してお伝えしたいことも、実はあの頃から全く変わっていません。
作品を作ることだけではなく、
花を通して感性を育み、人生をより豊かにしていくこと。
あの日イギリスで出会った一つの風景が、今の私の美意識の原点になっています。
「感性は、年齢ではなく、好奇心によって育つ。」
私は、今でもそう信じています。
「何歳になっても学び続ける人生」について、皆さまはどう思われますか?
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