
(2011年(平成23年)1月24日(月):毎日新聞(夕刊))
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全盲や弱視、色覚障害などの視覚障害者の歩行を助ける
点字プロックの国際規格が、日本の提案を基に年内にも決まりそうだ。
44年前に世界で初めて導入した国内でも、
まだ統一されていない色や敷き方も盛り込まれ
「国内統一化の後押しに」と期待が高まる。
全盲男性がJR目白駅(東京)でホームから転落死した事故で、
視覚障害者の外出を助ける社会基盤づくりが改めて問われる中、
国際標準化機構(ISO)専門委員会で今秋にも最終案が審議される。
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世界初の点字プロックは1967年に岡山県で敷設された。
旧国鉄や大学で研究が進み、2001年に日本工業規格(JIS)も決定。
進む方向を示す4本の線状突起と、
歩行注意を表す25個の点状突起の2パターンの組み合わせが
国内では主流だが、色などは統一されていない一方、
海外では突起形状が7パターンある国もあり
形態や敷き方はさまざま。
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ISO専門委で事務局を務める独立行政法人
「製品評価技術基盤機構」(NITE)によると、
ISOでも各国が自国モデルを主張し、規格の議論は
1980年代に始まったが、2回中断。
各国間に「決裂」の危機感が強まり、2010年6月の専門委で
日本がJIS規格を基に、JISで規定していない
①周囲と明暗差のある色
②材質
③敷設パターン、
なども盛り込んだ素案を提示した。
各国とも歩み寄る姿勢を見せているという。
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この動きに国内の視覚障害者たちは期待を寄せる。
社会福祉法人「日本盲人会連合会」点字出版所課長で、
強度の弱視の一柳直治さん(58)は2010年末、歩道から
危うく車道に出そうになった。歩道の点字プロックが黄色から、
周囲のアスファルトと同系色に変わっていたためだ。
「周りと違う色なら認識できていた。早く同一規格にそろえてほしい」
NITEの三谷誠二主査は「合意できれば、世界の視覚障害者にとって
大きな一歩になるはずだ」と話す。
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世界で初めて点字ブロックを使ったのが、日本の岡山県だった。
殆ど知られていないけれど、これは誇りに思って良いこと。
なにより、国際的な場面でリーダーシップを発揮できない日本が、
視覚障害者のための点字ブロックの分野で各国をリードしている。
とても喜ばしいことだと思います。
他の分野でも是非に頑張ってほしいものですね。
(ende.)








