リアルよりリアリティー | 社長アキバユーイチ日記

社長アキバユーイチ日記

僕は、僕の旅を続ける。日々感動を忘れず前向きに。

日本人にとって、愛国心という言葉の中にネガティブなものを感じてしまうのはなぜだろうと常々考えていた。

外国の人と話をしていると自分の国に誇りをもっていて、悪く言おうものなら本気で怒る人が大勢いる。しかし日本人(特に若い世代に多い)は、自国を悪く言われても、どこか当事者意識がないといくか、まるで無関心を装う人が多い。僕は日本が大好きでこの国に誇りをもっている。豊かな文化と独特な歴史の中で育まれた日本人の気質というものは、世界に誇れるものである。ただ「愛国心をもっています!」と声を大にして言う事が、憚れるような国は残念だなと思ってしまう。


しかし最近、中国や韓国との問題などを境に「あいこくしん」が高まっている。でも僕にはこの「あいこくしん」にはどうも共感できないところがあった。特に深く考える事もなく不思議だなと思っていたのが、先日水道橋博士の話を聞く機会があり、その中に気付きがあった。


水道橋博士は倉敷出身で、僕にとっては幼稚園と高校の先輩である。その大先輩に倉敷の今後について様々な角度から意見をうかがっていた折、パトリオティズムという言葉が出てきた。このパトリオティズムについて調べてみたところ、ざっくり言うならば、自分の生まれ育った郷土への愛を持つ事で、その結果自然発生的に生まれる「愛国心」のこと。同じような言葉でナショナリズムという言葉があるが、これはある特定の人々が煽動をして恣意的に生まれる「あいこくしん」のことのようだ。



今のこの国にポコポコとキノコのように生まれ始めているものは「あいこくしん」な気がしてならない。何か不気味な気がする。これがまさに最近感じていたしっくりとこない部分だったのではないかと思っている。中国人にはこのパトリオティズムがあまりないとも聞き、余計になるほど合点がいった。


自分のルーツやごく身近なコミュニティーを大切にする気持ちをもつことが、結果的には「この国ってホント大切だよねー!」ってことになる。もっと大きく言うならば、日本を好きでなければ、地球も好きになれないし、宇宙も好きになれない。少し違うかな(笑)



「奉仕の気持ちをもって郷土を愛す」。この気持ちを忘れず、僕のできる範囲で郷土を豊かにして、そこに住む家族や友人たちと明るく暮らし、その思いを共感できる仲間が大勢集っていく。この繰り返しがプラスの作用をうみ、僕の好きな愛国心へとつながっていくのだ。間違っていない。よーし頑張ろうと思ったのであった。

ちなみに水道橋博士が最近出版した「藝人春秋」。もう本当に面白くて一晩で読破。同じく岡山の出身で水道橋博士と中学校の同級生である甲本ヒロトとの話は、ロック好きの僕にとっては目から鱗の話だったし、最後のコラムでは不覚にも涙を流してしまった!絶対オススメです。



送っていった岡山駅で図々しくも「くらしきぬ」をしっかり渡しました。気に入ってくれると良いのですが。

また次回会えるのが楽しみです!
藝人春秋/文藝春秋
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くらしきぬ
くらしきぬ オフィシャルサイト