寒くなってきました。この時期はこたつにみかんが定番なのですが、昔みかんを食べ過ぎて手や足がみかん色になってしまったことがあり、それ以来みかんを大量に食べる事に拒否反応を起こすようになりました。あぁ、もう一度みかんを手足がみかん色になるくらい食べてみたい。
さて先日友人の結婚式に出席するために東京に行く飛行機の中でのことです。着陸するために房総半島の先端あたりをぐるっと回っている時に、ふと窓の外を眺めていました。
その日は天候もよく九十九里の海岸、その先には茨城の鹿島あたり、もっと先には福島周辺までも見渡すことができました。倉敷で生活していると福島は遠い場所にあるところで、なかなかイメージし辛いのですが、こうして空から眺めてみると、日本という国は小さな島国なので、原発の問題等もすぐ目の前で起こっている事なのだなと再認識することができます。
こういう感覚は残念ながら日々の生活の中ではなかなか思いつかない。例えば倉敷で生活をしていると岡山市まで行くの(車で30分程度)がおっくうになる事があります。でも空からみてみると倉敷と岡山はとてつもなく近い。あんな近くならもっと気軽に行けるななんて思う訳です。
宇宙飛行士が地球に戻ると口を揃えて「価値観が変わった」と言うのも、この最たる物なのでしょう。
同じ様な事を東京の友人たちと話をしていると感じることがるのですが、特にグローバルなビジネスをしている人たちは、僕が岡山-東京を往復する様な感覚で、世界中を飛び回ります。少し話が盛り上がってくると「じゃあ今度は上海で集合ね」なんて会話になってしまい、一人「むむむぅ。簡単に上海はムリだ」と頭を抱えてしまうのです。
彼らが感じている地球は、僕の感じている地球よりも小さいのでしょう。この感覚は「地球は小さい」と思える様な経験をすることでしか身に付かないのだろうな思います。
倉敷で生活をしていると目の前のことばかりに気を取られがちですが、時には鳥のように高いところからみてみると、本当に必要なものが何かが分かりそうな気がしました。
人生の旅は続きます。