[満室経営 NO.94] 申込を再確認する。 | 『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。

空室対策とは呼べないかもしれませんが、


重要なことなので、お話します。



最近、本当に多くて困っていることの1つに、


「申込を入れた後に簡単にキャンセルしてくる」


ということがあります。



もちろん、なかには、


本当に入居を決心して「申込」をした後に、どうしようもないことが


発生して、キャンセルせざるを得ない、という場合もあると思います。


これは仕方がないですね。



しかし、そうではなくて、


仲介会社の営業マンが、「部屋をとめる(他の業者に紹介させない)」ために、


1人のお客様に複数の物件の申込書を記入させたり、または、


お客様はまだ決めていないのに、「とりあえず」の申込をいれさせる、


ということが(残念ながら)行なわれています。



もちろん、このような会社や営業マンばかりではありません。



しかし、長引く不況の影響でお客様の絶対数が少なくなって


いる中、雑な営業を行なっている営業は増えていると思われます。



大家さんとしてこの事に対策をたてるのは難しいですが、


少なくとも、「申込」が入ったときにはその内容を詳しく聞くことと、


何度もキャンセルが入る営業マンには注意を与える、または


あまりにもひどい場合は、紹介をお断りするという判断も必要です。





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