[満室経営 NO.58] 理由付けが重要です。 | 『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。


今日、うちの営業マンと話ていた時にでた話です。



今日、ご案内させていただいた物件が


大変張り切って空室対策してある物件で、


「フリーレント1ヶ月、初期費用ゼロ、さらに展示家具も希望によりサービス・・・」



もの凄く厚いサービスですね。



さらに、室内には、物件の魅力をメッセージカードで展示してある。



続にいう「空室対策」をしっかり実施してあり、


対策を単なる「知識」として終わらせず、ちゃんと「実行」してある点は、


本当に素晴らしいと思います。



・・・・・しかし、ここで問題がひとつ。



他物件に比べてあまりにもサービスが多く、さらにガンガンPRしてあると、


お客様が「ひいてしまう」ことがあります。



「ここまでサービスしてくれるという事は、何か問題がある物件なんですか?」


となってしまうケースがあります。



難しいですね。



ようはバランスだということになってしまいますが、


大切なことは、どのようなサービスでも、「理由づけ」が必要ということです。



極端な話、アトヅケでも良いのです。



例えば、大家さんが地域の学生さんを大切に思っていて、


少しでも役に立ちたいと考えているからこそのサービスですよ。


とか、理由は考えられますよね。



この「サービス理由」を


物件を案内してくれる営業マンにしっかり伝えておき、


お客様の不信感を払拭しましょう。




本当に大変ですが、この細かい動きが「結果」に結びつきます。







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