[満室経営 NO.8] ペット可について | 『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

『満室経営 365』 ~名古屋賃貸管理の現場から~

リクルートで、不動産情報誌の仕事をトヨタ自動車で賃貸住宅部門の立ち上げに参画、現在は名古屋で不動産会社CLASS ONEを経営しています。実際に日々、賃貸管理、賃貸仲介、売買仲介を行っている立場から、実感した「空室対策」をほぼ毎日綴ります。


数年前までは、


まだまだ市場に物件が少なかったため、


「ペット可」に(変更)することが、


強力な「差別化」ポイントとなっていました。



相場よりも賃料が高くても、


少々建物や室内が古くても、


ペットを飼いたい人は、選べる物件数が少なかったため、


「多少我慢して」部屋を決めていました。



そんな環境下、


築年数が古くなった物件の空室対策として、


「ペット可」に変更する物件が急増しました。


加えて、世の中のペットブームの流れもあり、


新築物件にもペット可物件が急増。



その結果、


今や「ペット可」というだけでは、「差別化」ポイントとして


通用しなくなってきています。



昔のように、


ペット可なのだから、少しぐらい内装が古くても大丈夫。


とはいかなくなりました。



ペット可物件を探すお客様の物件への要望度合いも


以前より、明らかに高くなっています。(我慢してくれません)



大家さんにとっては、


どんどん大変な時代なっていますが、


「ペット可」+αの差別化が必要である。


ということを肝に銘じて空室対策を考えるしかありません。



では、今後どのような空室対策を実施するかですが、



そもそも、


古い物件の空室対策として始めた「ペット可」への変更は、


「入居条件」のみ変更しただけで、


「物件仕様」は何も変わっていないケースがほとんどです。



そこで、床材や壁紙の一部を変更し、


「ペットが飼える」


から、


「ペットに優しい」


物件へ変更させてはいかがでしょうか。


大幅なリフォームでなくても、


居室の一部でもOKです。



最近は、リーズナブルで、ペットに優しい素材がたくさん販売されています。


(新築のペット可物件の仕様を参考にすると良いですね。)



より積極的に「ペット可」に取り組むという方向での商品力UPし、差別化ポイントをつくる。



これも1つの方法だと考えます。