最近、厳しい経営環境を反映しているのでしょうか
身近「決断」「決意」という言葉が(やたら)周りから聞こえてきます。
むしろ苦しい時こそ、大切なことは、ビジョンを明確にし、
明るい夢を語らなければなりません。
また、何かを決断するということは、
同時に、何かを「捨てる」ということでもあります。
そうしなければ、『肚(はら)』が据わりません。
肚が据わらないことは成就しません。
ところが、多くの人は「捨てる」ことに出し惜しみをしています。
(又川俊三先生のメルマガより)
行き詰って、もうどうしようもなくなった時、
こんな時こそ、大きく飛躍する絶好のチャンスだ。
今までのやり方を手放して、
まったく新しいやり方にチャレンジできるから。
でも、中途半端な行き詰まりだと、
今までのやり方を「捨てる」「手放す」ことが
なかなかできないものだ。
私は昨年、売上げが思うように上がらず、経営が行き詰まり、
「もはやこれまでか」と廃業することも考えたが、
「自分のやってきたことは間違っていないはずだ。
だから、後は運を天に任せよう。
これでダメになるのなら、地獄の底まで落ちてやる」
と腹をくくり、総てを失う覚悟をした。
すると、数日後から、仕事が舞い込みはじめ、
売上げが数倍になり、それ以来ずっと黒字が続いている。
「腹をくくると人生が変わる」
ということを知ったのはその後だ。
「万人幸福のしおり」の一節に
「大窮地に陥った時こそ、度胸の見せどころである。
一切をなげうって、捨ててしまう。
地位も、名誉も、財産も、このときどういう結果が生まれるか。
まことに思いもよらぬ好結果が、突如として現れる。
いわゆる奇蹟というのは、こうした瞬間に起こる、
常識をはるかに超えた現象に名付けたものである。
~中略~
事業の上でも経済の上でも、恐れ、憂え、怒り、急ぎ等々の
私情雑念をさっぱり捨てて、運を天に任せる明朗闊達な
心境に達した時、必ず危難を逃れることができる」
(12ヶ条 捨我得全)
「得るは捨つるにあり」
「窮すれば通ず」
まさにこの言葉通りの経験ができたことに感謝
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