
Rupert Marshall-Luck (vn)
Owain Arwel Hughes指揮
BBC Concert Orchestra(BBCコンサート管弦楽団)
Holst -『ウォルト・ホイットマン』序曲 作品7 H42
Stanford - ヴァイオリン協奏曲第 2番 ト短調 作品162
Milford - ヴァイオリン協奏曲 ト短調 作品47
2014年録音
レーベル:EM Records
演奏


(評価は5つ星が満点です)アイルランド人の作曲家チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード(Stanford, Charles Villiers 1852-1924)、イギリス人作曲家ロビン・ミルフォード(Milford, Robin 1903-1959)のヴァイオリン協奏曲は共に世界初録音だそうです。
その生きた時代から考えるとかなり自然さの薫るロマン派様相の高い楽曲なので、とても馴染みやすく聴けます。
ホルストの楽曲も、爽やかさのあるワーグナー風の感触があり、収録されている楽曲には珍しいだけではない価値が有るように思えます。
しかしイギリス人ヴァイオリにスタオ、ルパート・マーシャル=ラックの少し不安定な音程や技術は、昨今の若手の素晴らしい演奏を聴き慣れていると物足りなさ、拙さを否めません。
音色に深みはありますが、表現の幅も余り広いとも言えません
しかしそれは厳しい聴き方をすればの話であって、世界発録音の楽曲を託されるに大きな問題はなかったのかも知れません。
録音



(評価は5つ星が満点です)ヴァイオリンへのフォーカス感も高く、楽曲への親しみやすさをより感じさせる音の見通しの良さがある録音だと思います。
左右への広がりや上方向への伸びやかさはそうは高くない音場形成ですが、奥行き感には問題はなく、木質系の手触りがある響きには、イギリスの楽曲独特の草の薫りが漂うかのような自然さがあります。
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