楽譜の読み方「右手の指記号」 | これならわかる!クラシックギターの基礎知識

楽譜の読み方「右手の指記号」

人気ブログランキングのクリックをよろしくお願いします。

人気ブログランキングへ人気ブログランキングへ



左手の指番号のように、
右手には、指記号というものがあります。

この指記号は、
ある音符をどの指で弾けばよいのか、
教えてくれるものです。

たいていのクラシックギターの楽譜には、
書かれています。


また、右手と左手との違いがあります。

左手では番号がつけられていましたが、
右手では記号がつけられていることです。

番号と記号、ここが違いです。

それから、
親指から小指までつけられた記号は
たいてい、
スペイン語の頭文字(かしらもじ)が
使われています。


それでは、指記号を説明します。

◆右手の指記号◆

《スペイン語》

§親指 :「p」
     プルガールといいます。
§人差指:「i」
     インディセといいます。
§中指 :「m」
     メディオといいます。
§薬指 :「a」
     アヌラールといいます。
§小指 :「ch」
     チーコといいます。



次に、英語の場合を説明します。


《英語》

§親指 :「t」
     サムといいます。
§人差指:「i」
     インデックスといいます。
§中指 :「m」
     ミドルといいます。
§薬指 :「r」
     リングといいます。
§小指 :「s」
     スモールといいます。


スペイン語、英語の両方とも、
「初めて聞いた。」ということなら、
まず、スペイン語の記号を覚えるとよいでしょう。

それから、スペイン語の記号だけを
覚えていたのであれば、この機会に、
英語の記号にも慣れておくことをおすすめします。


最後に、右手の指記号について、まとめます。

《まとめ》

◆楽譜には、各音符に右手の指記号がつけられている。
◆右手の指番号は、親指から小指まで順番に、
§スペイン語では、「p・i・m・a・ch」となる。
§英語では、「t・i・m・r・s」となる。
◆スペイン語の記号をまず始めに覚えておく。
◆クラシックギター用の楽譜でも、指記号がないものもある。