休業が長引き、さすがにキャッシュフローがきつくなりつつあるので、知り合いの社労士に頼んで障害年金の申請をすることになりました。
申請には2つの診断書が必要になります。障害の原因または誘因となった傷病で初めて受診した医療機関の初診日を明らかにする証明書(受診状況等証明書)と現在治療している医療機関の診断書は各医療機関で書いてもらいます。
その一方で、病歴就業状況等申立書という、いわば本人からの病歴申請書も出さなければなりません。発病時から現在までの通院期間をはじめとした医療履歴、自覚症状・生活状況等を記載します。
これは結構面倒な作業でして、私のように何年にもわたって悪くなってきた場合には思い出しつつ記載している次第です。
このほかにも戸籍謄本だの住民票、年金証書、年金振込先の通帳、保険証のコピーなどが必要となりますが、年金請求書、年金受給選択申出書など社会保険事務所に出すものについては社労士にやってもらうことになっています。
ちなみに、私はまだ国民年金をもらう年齢になっていませんので、満65歳以降老齢基礎年金をもらうか障害基礎年金をもらうかでもらう額が違ってくるのです。この場合にはどちらか高いほうを選ぶのが通例ですが、結構な期間年金を納めていると、それほど大きな差はありません。(逆に言うと、納付期間が短い人ほど障害年金をもらうのほうが得だと言えます。年金を納付するメリットは、この点民間の保険より優れていると言えます)
こうした請求は個人でもできるのですが、手間と時間、それ以上に正確性を求めるのであれば、プロに任せたほうがいいのです。私自身やってできないことはないと思いましたが、社会保険事務所は待ち時間が長いし、担当によって説明がワケわからんし、(これって私ら行政書士が相手をする官公庁すべてにも言えることですが…)お国は国民からゼニを取るときは簡易に取ろうとしますが、ゼニを国民に払うときはなんだかんだと書類を多くし、『参入障壁』を設けます。
一般人はこれで萎えてしまう方もおおいのです。ですから、多少費用はかかっても国からゼニをもらうときはプロの任せるのがいちばんいいと思うのです。(医療機関の診断書は病院によって異なりますが、診断書料だけで1万円近くかかりますので、無駄にしたくないですよね)
この社労士、私の高校時代の同級生で、妻の時もやってもらったのです。本人は費用はいいと言われたのですが、たとえ知り合いでも仕事をしてもらったのであればそれなりの報酬を払うのは当然でして、請求書を出してもらってお支払いしたのです。私は、知り合いだ、親戚だという妙な縁を使って安く済まそうとする「さもしい」ことはしたくないのです。
障害年金で検索すると社労士事務所の広告が山のように出てきます。報酬が年金2か月分か20万円のいずれか高いほう、なんて出しているところもありますが、かの友人によれば、条件次第で(申請に必要な書類を依頼人が全部用意するとか)その半分以下でも引き受けるところもあるようで、知らない人が士業に仕事を頼む時の難しさというのは、どこでも同じです。
私も相続関連ですと、弁護士や司法書士はもちろん、同業者でも引き受けたがらないような案件(現金資産がほとんどない相続で、相続人の資力もないような場合)では、自己手続のコーチングということで、数日分の日当などでおさめるなど、規定額よりかなり低い報酬で受けることもあります。
相談時に正直に事情をお話いただければいいのですが、まず内容を語る前に「いくら?」って聞かれるのは、魚をさばく前に切り身の値段を聞かれるように、困りますし、気持ちのいいものではないということを知っておいていただければと存じます。