T医大付属の医療センターは腎臓病センターというものがありまして、診療予約をとり、紹介状を持って受診に行きました。

 

例によって血液検査、尿検査、胸部X線をとりまして診察を待ったわけですが、検査結果が出る間、外来付の看護師にいろいろ話を聞かれました。もうこれらの検査室を回るだけでもしんどいのですが、既往症から自覚症状、来院の経緯なども話したのですが、腎臓を悪くしている人でこれだけよく喋れる人はいない(?)といわれてしまったのであります。<しゃべる仕事をしてきたのですから当然なのですが>

 

医師の診察で検査結果を聞いて自分でもびっくりしました。尿毒症がかなり進んでいる状態で、いろいろな自覚症状も体の中に毒が溜まっていたせいであったのです。さまざまな数値が異常値を示しており、たとえば尿素窒素は基準値の4倍、インタクトPTHは基準値の7倍もありました。腎性貧血も進んでおり、この状態は文字通り

 

お前はすでに死んでいる!
 

なのでありました。胸部X線も春霞状態で胸水が溜まり、心臓が肥大し始めていると指摘されました。このレベルですと、人工透析を導入するしないの問題ではなく、早く透析して体の毒を抜かないと、心臓が止まってしまいます。

 

覚悟はしていましたから即座に入院の手続をとり、2日後に入院したのであります。入院当日に頸静脈にカテーテルを入れ、そこから透析をする準備をしました。部分麻酔で入れていくのですが、終わった後は頸にカテーテルの先端が出ていて、まるで人造人間になった気分。その翌日から透析開始。

 

担当医は腎臓内科の3人チームで編成され、ベテランと若手医師2人という構成でした。いろいろ議論はあるかもしれませんが、3人いれば、どんなに忙しくとも、誰かが入院中に患者と話すことができますので、私としては良かったと思っています。

 

ちなみに、このカテーテル。後日抜いたものをみせてもらったのですが、こんなに長いものが私の首から差し込まれていたとは思いませんでした。とにかく体の調子を整えてからでないと、腕に透析用のシャントを作れないので、3週間ほど頸のカテーテルからの透析を週3回やっていました。

 

透析はどんなものかは次回に…。